飛鳥時代

📚 日本史 時代別学習
学習したい時代を選んでください
縄文時代から江戸時代まで、歴史の流れに沿って学習できます。

飛鳥時代 歴史の流れ

【この時代の流れ】

百済から日本に仏教が伝えられる
 ↓
聖徳太子(厩戸王)が十七条の憲法を定める
 ↓
法隆寺が建立される
 ↓
中大兄皇子らが大化の改新を始める
 ↓
壬申の乱が起こる

【ひとことで覚える】

「仏教 → 聖徳太子 → 法隆寺 → 大化の改新 → 壬申の乱」
★大切なポイント
この流れは、飛鳥時代の重要事項を前後関係で覚えやすく並べたものです。
すべてが「前の出来事が原因となって次の出来事が起こった」という意味ではありません。
直接の因果関係が資料から分からないところは、「その後」「このころ」という関係として覚えましょう。

① 百済から仏教が伝わる

1 日本に仏教を伝えた国はどこですか。
答え
百済
【解説】
飛鳥時代には、百済から日本に仏教が伝えられました。
仏教は大陸から伝えられた新しい文化の一つでした。
その後、聖徳太子(厩戸王)が活躍し、この時代には法隆寺も建立されました。
このように、飛鳥時代を理解するときは、仏教が伝わったことと、その後の聖徳太子や法隆寺を関連づけて覚えると分かりやすくなります。

読解トレーニング問題

① 仏教はどこから日本に伝えられましたか。
答え
百済から日本に伝えられました。

② 仏教は、どのような文化の一つとして説明されていますか。
答え
大陸から伝えられた新しい文化の一つです。

③ 解説に出てくる内容を、流れに沿って並べなさい。
〔法隆寺・仏教が伝わる・聖徳太子〕
答え
仏教が伝わる → 聖徳太子 → 法隆寺

② 聖徳太子と十七条の憲法

2 十七条の憲法を定めた人物はだれですか。
答え
聖徳太子(厩戸王)
【解説】
百済から仏教が伝えられた後、飛鳥時代には聖徳太子(厩戸王)が活躍しました。
聖徳太子は、十七条の憲法を定めました。
また、この時代には法隆寺が建立されました。
仏教が伝わった時代に、聖徳太子の政治や法隆寺に代表される仏教文化が見られた、とまとめて理解すると流れをつかみやすくなります。

読解トレーニング問題

① 聖徳太子は、別名を何といいますか。
答え
厩戸王

② 聖徳太子が定めたものは何ですか。
答え
十七条の憲法です。

③ 次の内容を、解説の流れに沿って並べなさい。
〔十七条の憲法・百済から仏教が伝わる・法隆寺〕
答え
百済から仏教が伝わる → 十七条の憲法 → 法隆寺

③ 法隆寺

3 世界最古の木造建築物として残っている寺は何ですか。
答え
法隆寺
【解説】
飛鳥時代には、百済から日本に仏教が伝えられました。
聖徳太子(厩戸王)が活躍したこの時代には、法隆寺が建立されました。
法隆寺は、世界最古の木造建築物として残っています。
そのため、飛鳥時代は政治の動きだけでなく、仏教に関係する文化にも注目して覚えることが大切です。

読解トレーニング問題

① 法隆寺は、何として残っていますか。
答え
世界最古の木造建築物として残っています。

② 法隆寺と関連づけて覚えるとよい宗教は何ですか。
答え
仏教です。

③ 飛鳥時代を理解するとき、政治の動きとともに何にも注目するとよいですか。
答え
仏教に関係する文化です。

④ 大化の改新

4 大化の改新を始めた人物として、資料に書かれているのはだれですか。
答え
中大兄皇子ら
【解説】
聖徳太子(厩戸王)が活躍し、法隆寺が建立された後、飛鳥時代の政治はさらに変化していきました。
その後、中大兄皇子らが大化の改新を始めました。
大化の改新は、飛鳥時代の政治の大きな動きとして覚えておきましょう。
この後、飛鳥時代には壬申の乱も起こります。

読解トレーニング問題

① 大化の改新を始めたのはだれですか。
答え
中大兄皇子らです。

② 大化の改新は、飛鳥時代の何の大きな動きとして説明されていますか。
答え
政治の大きな動きとして説明されています。

③ 次の出来事を、解説に示された前後関係に沿って並べなさい。
〔壬申の乱・法隆寺の建立・大化の改新〕
答え
法隆寺の建立 → 大化の改新 → 壬申の乱

⑤ 壬申の乱

5 大化の改新の後、飛鳥時代に起こった争いは何ですか。
答え
壬申の乱
【解説】
飛鳥時代には、中大兄皇子らが大化の改新を始めました。
その後、壬申の乱が起こりました。
今回の資料では、壬申の乱について詳しい原因や人物までは説明されていません。
そのため、この教材では「大化の改新の後に壬申の乱が起こった」という前後関係を中心に覚えましょう。

読解トレーニング問題

① 壬申の乱より前に始まった政治上の大きな動きは何ですか。
答え
大化の改新です。

② 今回の資料では、壬申の乱について何が詳しく説明されていませんか。
答え
詳しい原因や人物です。

③ 次の2つを前後関係に沿って並べなさい。
〔壬申の乱・大化の改新〕
答え
大化の改新 → 壬申の乱

飛鳥時代 流れの総復習

① 穴埋め問題

百済から日本に(    )が伝えられる
 ↓
聖徳太子(厩戸王)が(    )を定める
 ↓
(    )が建立される
 ↓
中大兄皇子らが(    )を始める
 ↓
(    )が起こる
答え
百済から日本に仏教が伝えられる
 ↓
聖徳太子(厩戸王)が十七条の憲法を定める
 ↓
法隆寺が建立される
 ↓
中大兄皇子らが大化の改新を始める
 ↓
壬申の乱が起こる

② 前後関係問題

大化の改新と壬申の乱では、どちらが先ですか。
答え
大化の改新です。
大化の改新 → 壬申の乱、という順番です。

③ 3項目の並べ替え問題

次の出来事を古いものから順に並べなさい。
〔壬申の乱・十七条の憲法・大化の改新〕
答え
十七条の憲法 → 大化の改新 → 壬申の乱

④ 飛鳥時代の重要事項をすべて使った流れ問題

次の5項目を、流れに沿って並べなさい。

〔大化の改新・法隆寺・壬申の乱・百済から仏教が伝わる・十七条の憲法〕
答え
百済から仏教が伝わる
 ↓
十七条の憲法
 ↓
法隆寺
 ↓
大化の改新
 ↓
壬申の乱

ひとことで覚えるなら
「仏教 → 聖徳太子 → 法隆寺 → 大化の改新 → 壬申の乱」

⑤ なぜこの順番になるのか説明しよう

次の流れを見て、飛鳥時代にはどのような出来事があったのか、自分の言葉で説明しなさい。

仏教
 ↓
聖徳太子
 ↓
法隆寺
 ↓
大化の改新
 ↓
壬申の乱

答え
飛鳥時代には、百済から日本に仏教が伝えられました。
その時代には聖徳太子(厩戸王)が十七条の憲法を定め、法隆寺も建立されました。
その後、中大兄皇子らが大化の改新を始めました。
さらにその後、壬申の乱が起こりました。

※すべてを直接の原因と結果としてつなげるのではなく、飛鳥時代の重要事項の前後関係として理解しましょう。

★最後にこれだけは言えるようにしよう

「飛鳥時代は?」と聞かれたら、まず頭の中で、

仏教 → 聖徳太子 → 法隆寺 → 大化の改新 → 壬申の乱

と流れを思い出しましょう。

そして、
「百済から仏教が伝わった」
「聖徳太子が十七条の憲法を定めた」
「法隆寺が建立された」
「中大兄皇子らが大化の改新を始めた」
「その後、壬申の乱が起こった」
と説明できれば、出来事をばらばらに覚えるのではなく、飛鳥時代を一つの流れとして理解できます。