
答え
① スカンディナビア半島 ② 北海 ③ ライン川 ④ 地中海 ⑤ ウラル山脈 ⑥ ドナウ川 ⑦ アルプス山脈 ⑧ 偏西風 ⑨ 小麦 ⑩ 民族 ⑪ ゲルマン系 ⑫ ラテン系 ⑬ EU ⑭ EC ⑮ ユーロ ⑯ 関税 ⑰ 国境 ⑱ バカンス
授業
まず、38ページを開いてください。
このページでは、ヨーロッパの地形や気候、文化、そしてEUを中心とした結びつきを学んでいきます。
38ページの問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
①は「フィヨルドが見られる半島」です。
答えは、スカンディナビア半島です。
フィヨルドは、氷河にけずられてできた、細長く入り組んだ海岸です。
この地形は、ノルウェーなどがある北ヨーロッパで特によく見られます。
北ヨーロッパの大きな半島が、スカンディナビア半島です。
次の問題です。
②は「石油が産出する海」です。
答えは、北海です。
北海は、イギリスと北ヨーロッパの間にある海です。
この海では石油がとれるので、ヨーロッパの産業やエネルギーと深く関係しています。
地図で北の海にあることも確認しておきましょう。
次の問題です。
③は「②の海にそそぐ大河川」です。
答えは、ライン川です。
ライン川は、ヨーロッパの重要な川の一つです。
北海に流れこんでいて、交通や産業にも役立っています。
北海にそそぐ川はライン川だと、海とセットで覚えることが大切です。
次の問題です。
④は「沿岸にリゾート地が多い海」です。
答えは、地中海です。
地中海沿岸は、あたたかく過ごしやすい地域が多いです。
そのため、観光地やリゾート地が発達しています。
スペイン、イタリア、ギリシャなどがこの海に面していることもおさえておきましょう。
次の問題です。
⑤は「ヨーロッパとアジアをへだてる山脈」です。
答えは、ウラル山脈です。
ウラル山脈は、ヨーロッパ州とアジア州の境目としてよく出てきます。
州のさかいを問う問題で大切な山脈です。
地図の東側にあることも合わせて確認しておきましょう。
次の問題です。
⑥は「黒海にそそぐ大河川」です。
答えは、ドナウ川です。
ドナウ川は、ヨーロッパ東部を流れる重要な川です。
黒海にそそぐことが大事なポイントです。
ライン川とドナウ川は、流れこむ海とセットで区別して覚えましょう。
次の問題です。
⑦は「スイスなどにまたがる山脈」です。
答えは、アルプス山脈です。
アルプス山脈は、ヨーロッパを代表する高い山脈です。
スイスだけでなく、フランスやイタリアなどにもまたがっています。
ヨーロッパの地形を考えるときの基本になる山脈です。
次は、「ヨーロッパ州をながめて」の問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
「暖流の北大西洋海流とその上空から大陸に吹く(⑧ 偏西風)が寒さを和らげているため、同緯度の地域よりも温暖である。」という問題です。
答えは、偏西風です。
ヨーロッパは高緯度のわりに、比較的あたたかい地域が多いです。
それは、北大西洋海流があたたかい海水を運び、その上空のあたたかい空気を偏西風が大陸へ運ぶからです。
海流と風が一緒に働いていることが大切です。
次の問題です。
「温暖で乾燥する地中海沿岸は果実や(⑨ 小麦)の栽培、冷涼な北部は家畜の飼育、中間のフランスなどでは穀物の生産が盛ん。」という問題です。
答えは、小麦です。
地中海沿岸は、夏に乾燥し、冬に雨が降る地中海性気候が見られます。
この気候は、果実や小麦の栽培に向いています。
気候の特色と農業の特色を結びつけて理解することが大切です。
次の問題です。
「(⑩ 民族)を基に国が造られ、共通する言語表現・文化がある。」という問題です。
答えは、民族です。
ヨーロッパでは、民族のまとまりが国づくりに大きく関わってきました。
そのため、言語や文化にも民族ごとの共通点が見られます。
国の名前だけでなく、そこに住む人々のまとまりも大切だとわかります。
次は言語です。
⑪は、英語、ドイツ語、ノルウェー語が入る言語の系統です。
答えは、ゲルマン系です。
これらは西ヨーロッパや北ヨーロッパで多く使われる言語です。
英語やドイツ語が同じグループに入ることをおさえておきましょう。
⑫は、フランス語、イタリア語、スペイン語が入る言語の系統です。
答えは、ラテン系です。
これらは主に南ヨーロッパで使われる言語です。
ゲルマン系、ラテン系、そして東ヨーロッパに多いスラブ系、という3つの大きなまとまりで考えると整理しやすいです。
次の問題です。
「地域内の統合が進み、1993年に(⑬ EU)(ヨーロッパ連合)が成立。」という問題です。
答えは、EUです。
ヨーロッパでは、国どうしの協力を深めて統合が進められてきました。
その中心になるのがEUです。
EUは、ヨーロッパの国々が結びつきを強めるための大切なしくみです。
次は、「ヨーロッパ統合の動き」の問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
「第二次世界大戦後、(⑭ EC)(ヨーロッパ共同体)が発足した。」という問題です。
答えは、ECです。
ECは、のちのEUへつながる組織です。
ヨーロッパでは、戦争をくり返さないようにしながら、経済の面でも協力を進めてきました。
ECが先にでき、その後にEUへ発展した流れをおさえましょう。
次の問題です。
「EU への発展後、2002年に共通通貨の(⑮ ユーロ)が導入された。」という問題です。
答えは、ユーロです。
共通通貨とは、多くの国で共通して使うお金のことです。
同じ通貨を使うことで、国をこえた買い物や旅行がしやすくなります。
ヨーロッパの統合が進んでいることを表す大切なしくみです。
次の問題です。
「EU 加盟国間では貿易に(⑯ 関税)がかからないため、生産費用が抑えられる東ヨーロッパの国に工場を移す企業が多い。」という問題です。
答えは、関税です。
関税は、外国から入る品物にかける税です。
EU加盟国の間で関税がかからないと、もののやりとりがしやすくなります。
そのため、企業は生産しやすい地域に工場を移しやすくなるのです。
次の問題です。
「多くのEU 加盟国間では、パスポート検査なしに(⑰ 国境)を自由に通過でき、ユーロスターなどの交通網も整備されている。」という問題です。
答えは、国境です。
EUでは、人の移動がしやすくなるようにしくみが整えられています。
国境をこえる手続きが簡単になると、旅行や仕事、交流がしやすくなります。
国どうしの結びつきが強いことが、ここから読み取れます。
ここで問題文に出てくるユーロスターについて説明します。
ユーロスターは、イギリスとフランス、ベルギーなどを結ぶ国際列車です。
海の下のトンネルを通って国と国を結び、ヨーロッパの人々の移動を便利にしています。
このような交通網が整っていることも、ヨーロッパの統合が進んでいることの表れです。
次の問題です。
「多くの人々が、(⑱ バカンス)とよばれる長期休暇を取って旅行する。」という問題です。
答えは、バカンスです。
ヨーロッパでは、長い休みを取って家族で過ごしたり旅行したりする文化があります。
このようなくらしの特色も、ヨーロッパを学ぶ上で大切です。
地形や産業だけでなく、人々の生活にも注目しましょう。
この38ページの大事なところをまとめます。
ヨーロッパでは、スカンディナビア半島、北海、ライン川、地中海、ウラル山脈、ドナウ川、アルプス山脈の位置を地図で正しくつかむことが大切です。
また、北大西洋海流と偏西風の影響で、高緯度のわりに温暖であることも重要です。
地中海沿岸では果実や小麦、北部では家畜の飼育、中間部では穀物の生産が盛んです。
さらに、民族や言語、キリスト教、EUの成立、ユーロ、関税、国境、バカンスなども、このページの重要語句です。
では、確認してみましょう。
フィヨルドが見られる半島は何ですか。
スカンディナビア半島です。
石油が産出する海は何ですか。
北海です。
北海にそそぐ大河川は何ですか。
ライン川です。
沿岸にリゾート地が多い海は何ですか。
地中海です。
ヨーロッパとアジアをへだてる山脈は何ですか。
ウラル山脈です。
黒海にそそぐ大河川は何ですか。
ドナウ川です。
スイスなどにまたがる山脈は何ですか。
アルプス山脈です。
ヨーロッパが高緯度のわりに温暖なのは、何と何の影響ですか。
北大西洋海流と偏西風です。
英語、ドイツ語、ノルウェー語は何系の言語ですか。
ゲルマン系です。
フランス語、イタリア語、スペイン語は何系の言語ですか。
ラテン系です。
1993年に成立したヨーロッパ連合を何といいますか。
EUです。
2002年に導入された共通通貨は何ですか。
ユーロです。
EU加盟国の間でかからない税は何ですか。
関税です。
多くのEU加盟国の間で自由に通過できるのは何ですか。
国境です。
ヨーロッパで長期休暇を何といいますか。
バカンスです。
このページでは、ヨーロッパの地形や気候、文化、そしてEUを中心とした結びつきを学んでいきます。
38ページの問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
①は「フィヨルドが見られる半島」です。
答えは、スカンディナビア半島です。
フィヨルドは、氷河にけずられてできた、細長く入り組んだ海岸です。
この地形は、ノルウェーなどがある北ヨーロッパで特によく見られます。
北ヨーロッパの大きな半島が、スカンディナビア半島です。
次の問題です。
②は「石油が産出する海」です。
答えは、北海です。
北海は、イギリスと北ヨーロッパの間にある海です。
この海では石油がとれるので、ヨーロッパの産業やエネルギーと深く関係しています。
地図で北の海にあることも確認しておきましょう。
次の問題です。
③は「②の海にそそぐ大河川」です。
答えは、ライン川です。
ライン川は、ヨーロッパの重要な川の一つです。
北海に流れこんでいて、交通や産業にも役立っています。
北海にそそぐ川はライン川だと、海とセットで覚えることが大切です。
次の問題です。
④は「沿岸にリゾート地が多い海」です。
答えは、地中海です。
地中海沿岸は、あたたかく過ごしやすい地域が多いです。
そのため、観光地やリゾート地が発達しています。
スペイン、イタリア、ギリシャなどがこの海に面していることもおさえておきましょう。
次の問題です。
⑤は「ヨーロッパとアジアをへだてる山脈」です。
答えは、ウラル山脈です。
ウラル山脈は、ヨーロッパ州とアジア州の境目としてよく出てきます。
州のさかいを問う問題で大切な山脈です。
地図の東側にあることも合わせて確認しておきましょう。
次の問題です。
⑥は「黒海にそそぐ大河川」です。
答えは、ドナウ川です。
ドナウ川は、ヨーロッパ東部を流れる重要な川です。
黒海にそそぐことが大事なポイントです。
ライン川とドナウ川は、流れこむ海とセットで区別して覚えましょう。
次の問題です。
⑦は「スイスなどにまたがる山脈」です。
答えは、アルプス山脈です。
アルプス山脈は、ヨーロッパを代表する高い山脈です。
スイスだけでなく、フランスやイタリアなどにもまたがっています。
ヨーロッパの地形を考えるときの基本になる山脈です。
次は、「ヨーロッパ州をながめて」の問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
「暖流の北大西洋海流とその上空から大陸に吹く(⑧ 偏西風)が寒さを和らげているため、同緯度の地域よりも温暖である。」という問題です。
答えは、偏西風です。
ヨーロッパは高緯度のわりに、比較的あたたかい地域が多いです。
それは、北大西洋海流があたたかい海水を運び、その上空のあたたかい空気を偏西風が大陸へ運ぶからです。
海流と風が一緒に働いていることが大切です。
次の問題です。
「温暖で乾燥する地中海沿岸は果実や(⑨ 小麦)の栽培、冷涼な北部は家畜の飼育、中間のフランスなどでは穀物の生産が盛ん。」という問題です。
答えは、小麦です。
地中海沿岸は、夏に乾燥し、冬に雨が降る地中海性気候が見られます。
この気候は、果実や小麦の栽培に向いています。
気候の特色と農業の特色を結びつけて理解することが大切です。
次の問題です。
「(⑩ 民族)を基に国が造られ、共通する言語表現・文化がある。」という問題です。
答えは、民族です。
ヨーロッパでは、民族のまとまりが国づくりに大きく関わってきました。
そのため、言語や文化にも民族ごとの共通点が見られます。
国の名前だけでなく、そこに住む人々のまとまりも大切だとわかります。
次は言語です。
⑪は、英語、ドイツ語、ノルウェー語が入る言語の系統です。
答えは、ゲルマン系です。
これらは西ヨーロッパや北ヨーロッパで多く使われる言語です。
英語やドイツ語が同じグループに入ることをおさえておきましょう。
⑫は、フランス語、イタリア語、スペイン語が入る言語の系統です。
答えは、ラテン系です。
これらは主に南ヨーロッパで使われる言語です。
ゲルマン系、ラテン系、そして東ヨーロッパに多いスラブ系、という3つの大きなまとまりで考えると整理しやすいです。
次の問題です。
「地域内の統合が進み、1993年に(⑬ EU)(ヨーロッパ連合)が成立。」という問題です。
答えは、EUです。
ヨーロッパでは、国どうしの協力を深めて統合が進められてきました。
その中心になるのがEUです。
EUは、ヨーロッパの国々が結びつきを強めるための大切なしくみです。
次は、「ヨーロッパ統合の動き」の問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
「第二次世界大戦後、(⑭ EC)(ヨーロッパ共同体)が発足した。」という問題です。
答えは、ECです。
ECは、のちのEUへつながる組織です。
ヨーロッパでは、戦争をくり返さないようにしながら、経済の面でも協力を進めてきました。
ECが先にでき、その後にEUへ発展した流れをおさえましょう。
次の問題です。
「EU への発展後、2002年に共通通貨の(⑮ ユーロ)が導入された。」という問題です。
答えは、ユーロです。
共通通貨とは、多くの国で共通して使うお金のことです。
同じ通貨を使うことで、国をこえた買い物や旅行がしやすくなります。
ヨーロッパの統合が進んでいることを表す大切なしくみです。
次の問題です。
「EU 加盟国間では貿易に(⑯ 関税)がかからないため、生産費用が抑えられる東ヨーロッパの国に工場を移す企業が多い。」という問題です。
答えは、関税です。
関税は、外国から入る品物にかける税です。
EU加盟国の間で関税がかからないと、もののやりとりがしやすくなります。
そのため、企業は生産しやすい地域に工場を移しやすくなるのです。
次の問題です。
「多くのEU 加盟国間では、パスポート検査なしに(⑰ 国境)を自由に通過でき、ユーロスターなどの交通網も整備されている。」という問題です。
答えは、国境です。
EUでは、人の移動がしやすくなるようにしくみが整えられています。
国境をこえる手続きが簡単になると、旅行や仕事、交流がしやすくなります。
国どうしの結びつきが強いことが、ここから読み取れます。
ここで問題文に出てくるユーロスターについて説明します。
ユーロスターは、イギリスとフランス、ベルギーなどを結ぶ国際列車です。
海の下のトンネルを通って国と国を結び、ヨーロッパの人々の移動を便利にしています。
このような交通網が整っていることも、ヨーロッパの統合が進んでいることの表れです。
次の問題です。
「多くの人々が、(⑱ バカンス)とよばれる長期休暇を取って旅行する。」という問題です。
答えは、バカンスです。
ヨーロッパでは、長い休みを取って家族で過ごしたり旅行したりする文化があります。
このようなくらしの特色も、ヨーロッパを学ぶ上で大切です。
地形や産業だけでなく、人々の生活にも注目しましょう。
この38ページの大事なところをまとめます。
ヨーロッパでは、スカンディナビア半島、北海、ライン川、地中海、ウラル山脈、ドナウ川、アルプス山脈の位置を地図で正しくつかむことが大切です。
また、北大西洋海流と偏西風の影響で、高緯度のわりに温暖であることも重要です。
地中海沿岸では果実や小麦、北部では家畜の飼育、中間部では穀物の生産が盛んです。
さらに、民族や言語、キリスト教、EUの成立、ユーロ、関税、国境、バカンスなども、このページの重要語句です。
では、確認してみましょう。
フィヨルドが見られる半島は何ですか。
スカンディナビア半島です。
石油が産出する海は何ですか。
北海です。
北海にそそぐ大河川は何ですか。
ライン川です。
沿岸にリゾート地が多い海は何ですか。
地中海です。
ヨーロッパとアジアをへだてる山脈は何ですか。
ウラル山脈です。
黒海にそそぐ大河川は何ですか。
ドナウ川です。
スイスなどにまたがる山脈は何ですか。
アルプス山脈です。
ヨーロッパが高緯度のわりに温暖なのは、何と何の影響ですか。
北大西洋海流と偏西風です。
英語、ドイツ語、ノルウェー語は何系の言語ですか。
ゲルマン系です。
フランス語、イタリア語、スペイン語は何系の言語ですか。
ラテン系です。
1993年に成立したヨーロッパ連合を何といいますか。
EUです。
2002年に導入された共通通貨は何ですか。
ユーロです。
EU加盟国の間でかからない税は何ですか。
関税です。
多くのEU加盟国の間で自由に通過できるのは何ですか。
国境です。
ヨーロッパで長期休暇を何といいますか。
バカンスです。

地図を完成させよう
Q1. 北ヨーロッパにあり、フィヨルドが多く見られる半島を答えなさい。地形の特徴にも注目して考えなさい。答え
スカンディナビア半島
【解説】北ヨーロッパに位置するスカンディナビア半島では、氷河によって削られた入り組んだ海岸(フィヨルド)が多く見られます。ノルウェーなどに代表される重要な地形です。
【解説】北ヨーロッパに位置するスカンディナビア半島では、氷河によって削られた入り組んだ海岸(フィヨルド)が多く見られます。ノルウェーなどに代表される重要な地形です。
Q2. イギリスの東側に広がり、石油が産出することで知られる海の名前を答えなさい。
答え
北海
【解説】北海はヨーロッパ北西部に位置し、石油や天然ガスの産出で知られています。イギリスやノルウェーの重要な資源となっています。
【解説】北海はヨーロッパ北西部に位置し、石油や天然ガスの産出で知られています。イギリスやノルウェーの重要な資源となっています。
Q3. ヨーロッパを流れ、②の海(北海)に注ぐ大河川の名前を答えなさい。
答え
ライン川
【解説】ライン川はヨーロッパを代表する大河で、ドイツなどを流れ北海に注ぎます。水運や工業の発展に大きく関わっています。
【解説】ライン川はヨーロッパを代表する大河で、ドイツなどを流れ北海に注ぎます。水運や工業の発展に大きく関わっています。
Q4. スペイン・イタリア・ギリシャなどの沿岸に広がり、リゾート地が多い海の名前を答えなさい。
答え
地中海
【解説】地中海は温暖で乾燥した気候の地域にあり、美しい海岸線と温暖な気候から観光地やリゾート地が多く見られます。
【解説】地中海は温暖で乾燥した気候の地域にあり、美しい海岸線と温暖な気候から観光地やリゾート地が多く見られます。
Q5. ヨーロッパとアジアの境界となっている山脈の名前を答えなさい。
答え
ウラル山脈
【解説】ウラル山脈はヨーロッパとアジアを分ける自然の境界として知られています。地理的な区分で重要です。
【解説】ウラル山脈はヨーロッパとアジアを分ける自然の境界として知られています。地理的な区分で重要です。
Q6. ヨーロッパを東西に流れ、黒海に注ぐ大河川の名前を答えなさい。
答え
ドナウ川
【解説】ドナウ川は中央ヨーロッパを流れる重要な河川で、多くの国を通り黒海に注ぎます。国際的な交通や貿易にも関わっています。
【解説】ドナウ川は中央ヨーロッパを流れる重要な河川で、多くの国を通り黒海に注ぎます。国際的な交通や貿易にも関わっています。
Q7. スイスやフランス・イタリアにまたがる高い山脈の名前を答えなさい。
答え
アルプス山脈
【解説】アルプス山脈はヨーロッパを代表する高い山脈で、スイスやイタリア、フランスに広がっています。観光や自然環境の面でも重要です。
【解説】アルプス山脈はヨーロッパを代表する高い山脈で、スイスやイタリア、フランスに広がっています。観光や自然環境の面でも重要です。
ヨーロッパの自然環境
Q1. ヨーロッパは日本より高緯度に位置するにもかかわらず、冬が比較的温暖である。その理由として、暖流と風の働きをセットで説明しなさい。答え
北大西洋海流と偏西風
【解説】ヨーロッパは高緯度に位置するが、にあるように、大西洋を流れる北大西洋海流(暖流)と、その上空から吹く偏西風が暖かい空気を運ぶため、同じ緯度の地域よりも温暖になる。これがヨーロッパの気候の大きな特徴である。
【解説】ヨーロッパは高緯度に位置するが、にあるように、大西洋を流れる北大西洋海流(暖流)と、その上空から吹く偏西風が暖かい空気を運ぶため、同じ緯度の地域よりも温暖になる。これがヨーロッパの気候の大きな特徴である。
Q2. 地中海沿岸では、気候の特徴により特定の農作物が栽培されている。乾燥した気候に適した代表的な作物を答えなさい。
答え
オリーブ
【解説】地中海沿岸は夏に乾燥し、冬に雨が降る気候(地中海性気候)であるため、水分が少なくても育つオリーブや果実、小麦が栽培される。気候と農業の関係はテストでよく出る重要ポイントである。
【解説】地中海沿岸は夏に乾燥し、冬に雨が降る気候(地中海性気候)であるため、水分が少なくても育つオリーブや果実、小麦が栽培される。気候と農業の関係はテストでよく出る重要ポイントである。
Q3. ヨーロッパ北部やアルプス山脈周辺では、どのような農業が行われているか答えなさい。
答え
家畜の飼育
【解説】気温が低く作物が育ちにくい地域では、牛や羊などを育てる牧畜が行われる。寒冷な気候と農業の関係をセットで覚えることが重要である。
【解説】気温が低く作物が育ちにくい地域では、牛や羊などを育てる牧畜が行われる。寒冷な気候と農業の関係をセットで覚えることが重要である。
Q4. ヨーロッパ中央部のフランスやドイツなどでは、どのような農業が盛んか答えなさい。
答え
穀物
【解説】ヨーロッパ中央部は気候が比較的安定しているため、小麦やライ麦などの穀物栽培が盛んである。地中海・北部・中央の違いを比較して覚えることが重要。
【解説】ヨーロッパ中央部は気候が比較的安定しているため、小麦やライ麦などの穀物栽培が盛んである。地中海・北部・中央の違いを比較して覚えることが重要。
Q5. ノルウェーなどの北ヨーロッパの海岸に見られる、氷河によってできた複雑で奥行きの深い湾を何というか答えなさい。
答え
フィヨルド
【解説】フィヨルドは氷河が削った谷に海水が入り込んでできた地形で、北ヨーロッパの代表的な自然地形である。地図問題とセットで出題されることが多い。
【解説】フィヨルドは氷河が削った谷に海水が入り込んでできた地形で、北ヨーロッパの代表的な自然地形である。地図問題とセットで出題されることが多い。
Q6. ヨーロッパ南部に位置し、スイスなどにまたがる大きな山脈の名称を答えなさい。
答え
アルプス山脈
【解説】アルプス山脈はヨーロッパ最大級の山脈で、観光や牧畜にも関係する重要な地形である。南部に山脈、中央に平野という地形の特徴も一緒に理解する。
【解説】アルプス山脈はヨーロッパ最大級の山脈で、観光や牧畜にも関係する重要な地形である。南部に山脈、中央に平野という地形の特徴も一緒に理解する。
Q7. ヨーロッパ中央部を流れ、工業や交通に重要な役割を果たしている大河川を答えなさい。
答え
ライン川
【解説】ライン川は水上交通に適しており、ドイツなどの工業発展に大きく関係している。河川と産業の関係は重要な出題ポイントである。
【解説】ライン川は水上交通に適しており、ドイツなどの工業発展に大きく関係している。河川と産業の関係は重要な出題ポイントである。
ヨーロッパの文化と統合
Q8. ヨーロッパでは、どのようなものを基に国がつくられてきたか答えなさい。答え
民族
【解説】ヨーロッパでは民族ごとに国が形成されることが多く、そのため国の数が多いという特徴がある。民族・言語・文化はセットで理解する。
【解説】ヨーロッパでは民族ごとに国が形成されることが多く、そのため国の数が多いという特徴がある。民族・言語・文化はセットで理解する。
Q9. ヨーロッパで広く信仰され、クリスマスなど日常生活にも深く関わっている宗教を答えなさい。
答え
キリスト教
【解説】キリスト教はヨーロッパの共通文化であり、生活や行事に深く関係している。宗教と文化の関係も重要な学習内容である。
【解説】キリスト教はヨーロッパの共通文化であり、生活や行事に深く関係している。宗教と文化の関係も重要な学習内容である。
Q10. ヨーロッパでは経済や政治の統合が進み、1993年に成立した組織の名称を答えなさい。
答え
EU(ヨーロッパ連合)
【解説】EUはヨーロッパ諸国が協力して経済・政治を行う組織であり、加盟国間の結びつきを強めている。正式名称も書けるようにすること。
【解説】EUはヨーロッパ諸国が協力して経済・政治を行う組織であり、加盟国間の結びつきを強めている。正式名称も書けるようにすること。
Q11. EUで2002年に導入された共通通貨の名称を答えなさい。
答え
ユーロ
【解説】ユーロはEUの多くの国で使われている共通通貨で、経済の統合を象徴する存在である。
【解説】ユーロはEUの多くの国で使われている共通通貨で、経済の統合を象徴する存在である。
Q12. EU加盟国間では、貿易にかからないものは何か答えなさい。
答え
関税
【解説】EUでは加盟国間で関税がかからないため、物の移動が自由になり、経済活動が活発になる。この仕組みは重要なポイントである。
【解説】EUでは加盟国間で関税がかからないため、物の移動が自由になり、経済活動が活発になる。この仕組みは重要なポイントである。
Q13. EU加盟国間では、パスポート検査なしで何が自由にできるか答えなさい。
答え
国境の通過
【解説】EUでは人の移動も自由であり、パスポートなしで国境を越えられる。この特徴は他の地域との大きな違いである。
【解説】EUでは人の移動も自由であり、パスポートなしで国境を越えられる。この特徴は他の地域との大きな違いである。
ヨーロッパの言語
Q14. ヨーロッパの主な言語のうち、英語・ドイツ語・ノルウェー語などは何系統の言語に分類されるか答えなさい。答え
ゲルマン系言語
【解説】英語やドイツ語はゲルマン系言語に分類される。同じ系統の言語は似た単語や文の構造を持つため、まとめて覚えると効率的である。
【解説】英語やドイツ語はゲルマン系言語に分類される。同じ系統の言語は似た単語や文の構造を持つため、まとめて覚えると効率的である。
Q15. フランス語・イタリア語・スペイン語などは、何系統の言語に分類されるか答えなさい。
答え
ラテン系言語
【解説】これらの言語は古代ローマで使われたラテン語をもとに発展したラテン系言語である。地中海沿岸に多いこともセットで覚えるとよい。
【解説】これらの言語は古代ローマで使われたラテン語をもとに発展したラテン系言語である。地中海沿岸に多いこともセットで覚えるとよい。
Q16. ロシア語やポーランド語、ブルガリア語などは、何系統の言語に分類されるか答えなさい。
答え
スラブ系言語
【解説】東ヨーロッパに多い言語はスラブ系言語に分類される。地域とセットで覚えると理解が深まる。
【解説】東ヨーロッパに多い言語はスラブ系言語に分類される。地域とセットで覚えると理解が深まる。
授業
今日はヨーロッパ州①の問題を、いっしょに解いていきます。
今日は、ただ答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかを、地図・気候・言語・EUのしくみと結びつけて理解していきます。
では、最初に「地図を完成させよう」から始めます。
①は「フィヨルドが見られる半島」です。
答えは、スカンディナビア半島です。
フィヨルドは氷河にけずられてできた、細長く入り組んだ海岸です。
この地形は、ノルウェーなどがある北ヨーロッパで特によく見られます。
北ヨーロッパの大きな半島が、スカンディナビア半島です。
②は「石油が産出する海」です。
答えは、北海です。
北海はイギリスと北ヨーロッパの間にあり、石油や天然ガスがとれることで知られています。
だから、ヨーロッパで「石油が産出する海」と聞かれたら、まず北海を思い浮かべることが大切です。
③は「②の海にそそぐ大河川」です。
②が北海なので、北海に注ぐ大きな川を考えます。
答えは、ライン川です。
ライン川は西ヨーロッパの重要な川で、昔から交通や工業の発達に大きく役立ってきました。
この問題では、「北海にそそぐ」という条件から考えると、ライン川だとわかります。
④は「沿岸にリゾート地が多い海」です。
答えは、地中海です。
地中海沿岸は、夏に晴れる日が多く、温暖で過ごしやすいため、観光地やリゾート地が多くなります。
スペイン、イタリア、ギリシャなどがこの海に面していることもおさえておきましょう。
⑤は「ヨーロッパとアジアをへだてる山脈」です。
答えは、ウラル山脈です。
ヨーロッパとアジアの境界は海だけではなく、山脈も使われます。
その代表がウラル山脈です。
大陸の境目として大切なので、必ず覚えましょう。
⑥は「黒海にそそぐ大河川」です。
答えは、ドナウ川です。
ドナウ川はヨーロッパの多くの国を流れて黒海に注ぐ国際的な川です。
ライン川が北海、ドナウ川が黒海、というように、川と海をセットで覚えるとわかりやすいです。
⑦は「スイスなどにまたがる山脈」です。
答えは、アルプス山脈です。
スイス、フランス、イタリアなどに広がる高い山脈で、ヨーロッパの代表的な山地です。
スイスといえばアルプス山脈、というつながりで覚えるとよいです。
ここまでが地図の問題でした。
次は、「教科書で確認」の「ヨーロッパ州をながめて」を見ていきます。
⑧は、暖流の北大西洋海流と、その上空から大陸に吹く何が寒さをやわらげているか、という問題です。
答えは、偏西風です。
なぜ偏西風なのかというと、北大西洋海流であたためられた空気を、西から東へ吹く偏西風がヨーロッパの大陸へ運ぶからです。
そのため、ヨーロッパは同じ緯度の地域よりも温暖になります。
つまり、「暖流」と「偏西風」がセットで気候に影響しているのです。
⑨は、温暖で乾燥する地中海沿岸は果実や何の栽培が行われるか、という問題です。
答えは、小麦です。
地中海沿岸は夏に乾燥するので、その気候に合った農業が行われます。
果実の栽培が有名ですが、小麦も重要な作物です。
南は果実や小麦、北は家畜の飼育、中間のフランスなどは穀物生産、というように地域ごとに農業の特色を整理しておきましょう。
⑩は、何を基に国が造られ、共通する言語表現や文化があるか、という問題です。
答えは、民族です。
ヨーロッパでは、民族ごとのまとまりをもとに国がつくられてきた歴史があります。
そのため、民族の違いが言語や文化の違いとも結びついています。
「民族を基に国が造られた」ということは、ヨーロッパの歴史や文化を考えるうえでとても大切です。
次は言語です。
⑪は、英語、ドイツ語、ノルウェー語が入る言語の系統です。
答えは、ゲルマン系です。
これらは西ヨーロッパや北ヨーロッパで多く使われる言語です。
英語やドイツ語が同じグループに入ることをおさえておきましょう。
⑫は、フランス語、イタリア語、スペイン語が入る言語の系統です。
答えは、ラテン系です。
これらは主に南ヨーロッパで使われる言語です。
ゲルマン系、ラテン系、そして東ヨーロッパに多いスラブ系、という3つの大きなまとまりで考えると整理しやすいです。
⑬は、地域内の統合が進み、1993年に成立したものです。
答えは、EUです。
EUはヨーロッパ連合のことで、ヨーロッパの国々が協力して経済や人の移動などを進めていくまとまりです。
ヨーロッパは国が多いですが、EUによって一つにまとまろうとしているのです。
ここからは、「ヨーロッパ統合の動き」に入ります。
⑭は、第二次世界大戦後、何が発足したか、という問題です。
答えは、ECです。
ECはヨーロッパ共同体のことで、EUの前の段階です。
戦争をくり返さないようにし、協力して経済を発展させるためにつくられました。
ECが発展してEUになった、という流れをおさえましょう。
⑮は、2002年に導入された共通通貨です。
答えは、ユーロです。
ユーロがあると、国境をこえても同じお金を使える国が多くなります。
そのため、旅行や買い物、貿易がしやすくなります。
両替の手間が減ることも、EUの大きな利点です。
⑯は、EU加盟国間では貿易に何がかからないか、という問題です。
答えは、関税です。
関税とは、外国から入ってくる商品にかける税金です。
EU加盟国どうしでは、この関税がかからないので、商品をやりとりしやすくなります。
その結果、生産費用が安い東ヨーロッパに工場を移す企業が多くなったのです。
⑰は、多くのEU加盟国間では、パスポート検査なしに何を自由に通過できるか、という問題です。
答えは、国境です。
これはEUの統合が進んでいることをよく表しています。
本来、国から国へ行くときには国境で確認が必要です。
でも、多くのEU加盟国ではその手続きが簡単になり、人々が移動しやすくなっています。
ここで問題文に出てくるユーロスターについて説明します。
ユーロスターは、イギリスとフランス、ベルギーなどを結ぶ国際列車です。
海の下のトンネルを通って国と国を結び、ヨーロッパの人々の移動を便利にしています。
このような交通網が整っていることも、ヨーロッパの統合が進んでいることの表れです。
つまり、ユーロスターは「国境をこえて移動しやすいヨーロッパ」を具体的に示す例なのです。
⑱は、多くの人々が取って旅行する長期休暇です。
答えは、バカンスです。
ヨーロッパでは長期休暇を取って旅行する文化があり、EUのしくみによって国境をこえた移動もしやすくなっています。
ユーロやユーロスター、国境を通過しやすい制度などが、こうした生活にも関係しているのです。
最後に、今日の学習をまとめます。
ヨーロッパでは、北大西洋海流と偏西風の影響で気候が温暖になります。
地形では、スカンディナビア半島、北海、ライン川、地中海、ウラル山脈、ドナウ川、アルプス山脈が大切でした。
文化では、民族をもとに国ができ、言語はゲルマン系、ラテン系、スラブ系に分けられます。
そして統合では、ECからEUへ発展し、ユーロ、関税がない、国境をこえた自由な移動、ユーロスターのような交通網によって、人や物の移動が活発になっています。
このように、ヨーロッパは地形、気候、文化、統合のしくみが全部つながっています。
問題を解くときは、答えだけを覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」をいつも考えるようにしましょう。
今日は、ただ答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかを、地図・気候・言語・EUのしくみと結びつけて理解していきます。
では、最初に「地図を完成させよう」から始めます。
①は「フィヨルドが見られる半島」です。
答えは、スカンディナビア半島です。
フィヨルドは氷河にけずられてできた、細長く入り組んだ海岸です。
この地形は、ノルウェーなどがある北ヨーロッパで特によく見られます。
北ヨーロッパの大きな半島が、スカンディナビア半島です。
②は「石油が産出する海」です。
答えは、北海です。
北海はイギリスと北ヨーロッパの間にあり、石油や天然ガスがとれることで知られています。
だから、ヨーロッパで「石油が産出する海」と聞かれたら、まず北海を思い浮かべることが大切です。
③は「②の海にそそぐ大河川」です。
②が北海なので、北海に注ぐ大きな川を考えます。
答えは、ライン川です。
ライン川は西ヨーロッパの重要な川で、昔から交通や工業の発達に大きく役立ってきました。
この問題では、「北海にそそぐ」という条件から考えると、ライン川だとわかります。
④は「沿岸にリゾート地が多い海」です。
答えは、地中海です。
地中海沿岸は、夏に晴れる日が多く、温暖で過ごしやすいため、観光地やリゾート地が多くなります。
スペイン、イタリア、ギリシャなどがこの海に面していることもおさえておきましょう。
⑤は「ヨーロッパとアジアをへだてる山脈」です。
答えは、ウラル山脈です。
ヨーロッパとアジアの境界は海だけではなく、山脈も使われます。
その代表がウラル山脈です。
大陸の境目として大切なので、必ず覚えましょう。
⑥は「黒海にそそぐ大河川」です。
答えは、ドナウ川です。
ドナウ川はヨーロッパの多くの国を流れて黒海に注ぐ国際的な川です。
ライン川が北海、ドナウ川が黒海、というように、川と海をセットで覚えるとわかりやすいです。
⑦は「スイスなどにまたがる山脈」です。
答えは、アルプス山脈です。
スイス、フランス、イタリアなどに広がる高い山脈で、ヨーロッパの代表的な山地です。
スイスといえばアルプス山脈、というつながりで覚えるとよいです。
ここまでが地図の問題でした。
次は、「教科書で確認」の「ヨーロッパ州をながめて」を見ていきます。
⑧は、暖流の北大西洋海流と、その上空から大陸に吹く何が寒さをやわらげているか、という問題です。
答えは、偏西風です。
なぜ偏西風なのかというと、北大西洋海流であたためられた空気を、西から東へ吹く偏西風がヨーロッパの大陸へ運ぶからです。
そのため、ヨーロッパは同じ緯度の地域よりも温暖になります。
つまり、「暖流」と「偏西風」がセットで気候に影響しているのです。
⑨は、温暖で乾燥する地中海沿岸は果実や何の栽培が行われるか、という問題です。
答えは、小麦です。
地中海沿岸は夏に乾燥するので、その気候に合った農業が行われます。
果実の栽培が有名ですが、小麦も重要な作物です。
南は果実や小麦、北は家畜の飼育、中間のフランスなどは穀物生産、というように地域ごとに農業の特色を整理しておきましょう。
⑩は、何を基に国が造られ、共通する言語表現や文化があるか、という問題です。
答えは、民族です。
ヨーロッパでは、民族ごとのまとまりをもとに国がつくられてきた歴史があります。
そのため、民族の違いが言語や文化の違いとも結びついています。
「民族を基に国が造られた」ということは、ヨーロッパの歴史や文化を考えるうえでとても大切です。
次は言語です。
⑪は、英語、ドイツ語、ノルウェー語が入る言語の系統です。
答えは、ゲルマン系です。
これらは西ヨーロッパや北ヨーロッパで多く使われる言語です。
英語やドイツ語が同じグループに入ることをおさえておきましょう。
⑫は、フランス語、イタリア語、スペイン語が入る言語の系統です。
答えは、ラテン系です。
これらは主に南ヨーロッパで使われる言語です。
ゲルマン系、ラテン系、そして東ヨーロッパに多いスラブ系、という3つの大きなまとまりで考えると整理しやすいです。
⑬は、地域内の統合が進み、1993年に成立したものです。
答えは、EUです。
EUはヨーロッパ連合のことで、ヨーロッパの国々が協力して経済や人の移動などを進めていくまとまりです。
ヨーロッパは国が多いですが、EUによって一つにまとまろうとしているのです。
ここからは、「ヨーロッパ統合の動き」に入ります。
⑭は、第二次世界大戦後、何が発足したか、という問題です。
答えは、ECです。
ECはヨーロッパ共同体のことで、EUの前の段階です。
戦争をくり返さないようにし、協力して経済を発展させるためにつくられました。
ECが発展してEUになった、という流れをおさえましょう。
⑮は、2002年に導入された共通通貨です。
答えは、ユーロです。
ユーロがあると、国境をこえても同じお金を使える国が多くなります。
そのため、旅行や買い物、貿易がしやすくなります。
両替の手間が減ることも、EUの大きな利点です。
⑯は、EU加盟国間では貿易に何がかからないか、という問題です。
答えは、関税です。
関税とは、外国から入ってくる商品にかける税金です。
EU加盟国どうしでは、この関税がかからないので、商品をやりとりしやすくなります。
その結果、生産費用が安い東ヨーロッパに工場を移す企業が多くなったのです。
⑰は、多くのEU加盟国間では、パスポート検査なしに何を自由に通過できるか、という問題です。
答えは、国境です。
これはEUの統合が進んでいることをよく表しています。
本来、国から国へ行くときには国境で確認が必要です。
でも、多くのEU加盟国ではその手続きが簡単になり、人々が移動しやすくなっています。
ここで問題文に出てくるユーロスターについて説明します。
ユーロスターは、イギリスとフランス、ベルギーなどを結ぶ国際列車です。
海の下のトンネルを通って国と国を結び、ヨーロッパの人々の移動を便利にしています。
このような交通網が整っていることも、ヨーロッパの統合が進んでいることの表れです。
つまり、ユーロスターは「国境をこえて移動しやすいヨーロッパ」を具体的に示す例なのです。
⑱は、多くの人々が取って旅行する長期休暇です。
答えは、バカンスです。
ヨーロッパでは長期休暇を取って旅行する文化があり、EUのしくみによって国境をこえた移動もしやすくなっています。
ユーロやユーロスター、国境を通過しやすい制度などが、こうした生活にも関係しているのです。
最後に、今日の学習をまとめます。
ヨーロッパでは、北大西洋海流と偏西風の影響で気候が温暖になります。
地形では、スカンディナビア半島、北海、ライン川、地中海、ウラル山脈、ドナウ川、アルプス山脈が大切でした。
文化では、民族をもとに国ができ、言語はゲルマン系、ラテン系、スラブ系に分けられます。
そして統合では、ECからEUへ発展し、ユーロ、関税がない、国境をこえた自由な移動、ユーロスターのような交通網によって、人や物の移動が活発になっています。
このように、ヨーロッパは地形、気候、文化、統合のしくみが全部つながっています。
問題を解くときは、答えだけを覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」をいつも考えるようにしましょう。