よくわかる社会の学習 地理 1 56ページ 北アメリカ州

答え
【巨大な工業生産力】
① 五大湖  ② デトロイト  ③ 大量生産  ④ サンベルト  ⑤ ラストベルト  ⑥ ICT  ⑦ シリコンバレー  ⑧ アジア

【新しい産業と生活文化】
⑨ 自動車  ⑩ インターネット  ⑪ 生産  ⑫ 消費  ⑬ 西インド諸島  ⑭ 収入  ⑮ 移民  ⑯ ヒスパニック
授業
まず、56ページを開いてください。
「なぜ、建物の外側にこんなに広い敷地があるのかな?」とありますね。
これはこのページ全体のテーマになります。
この写真は、アメリカ合衆国の大型ショッピングセンターを表しています。
建物のまわりにとても広い駐車場があるので、多くの人が自動車で来ることがわかります。
この資料から、アメリカ合衆国では自動車が生活に深く結びついていることが読み取れます。
答えは、自動車で来る多くの人のために、広大な駐車場を備えているからです。
アメリカ合衆国は土地が広く、移動に自動車を使う人が多いので、このような大きな駐車場が必要になります。
この写真は、あとで学ぶ「自動車中心の社会」とつながる大切な資料です。
では、「巨大な工業生産力」の問題を一緒に解いていきましょう。
まず、最初の問題です。
工業が発展した地域について学ぶ問題です。
「アメリカ合衆国では、豊富な鉱産資源と水上交通を活用して、(① 五大湖)の周辺都市で工業が発展した。ピッツバーグは鉄鋼業の中心地に、(② デトロイト)は自動車工業の中心地になった。」という問題です。
答えは、①が五大湖、②がデトロイトです。
五大湖のまわりでは、水運を使って重い原料や製品を運びやすかったからです。
さらに、鉄鉱石や石炭などを活用しやすい地域だったので、工業が発展しました。
その中で、デトロイトは自動車工業の中心地として有名になりました。
次は、自動車工業の生産方法について学ぶ問題です。
「自動車の(③ 大量生産)方式は、ほかの工業の分野にも広がった。」という問題です。
答えは、大量生産です。
同じものをたくさん効率よくつくる方法だったからです。
自動車工業で成功したこの方法は、ほかの工業にも広がっていきました。
アメリカ合衆国の工業の強さを支えた大切な考え方です。
次は、南部の発展について学ぶ問題です。
「20世紀後半になると南部で経済が発展し、北緯37度付近から南の地域は(④ サンベルト)とよばれるようになった。一方で、工業が衰退した北部は、(⑤ ラストベルト)とよばれることがある。」という問題です。
答えは、④がサンベルト、⑤がラストベルトです。
南部では新しい工業や先端産業が発達していったからです。
反対に、北部では昔さかんだった工業が衰えていったので、さびついた工業地帯という意味をこめてラストベルトとよばれるようになりました。
この2つは、アメリカ合衆国の工業の中心が移ったことを表す大切な言葉です。
次は、新しい産業の中心について学ぶ問題です。
「アメリカ合衆国では、先端技術が発達し、産業の中心が(⑥ ICT)(情報通信技術)を活用した新しいサービスへと変化した。」という問題です。
答えは、ICTです。
情報や通信の技術を使うことが、社会や産業の中心になってきたからです。
昔のように工場で物をつくるだけでなく、情報を使った新しいサービスが重要になってきたことを表しています。
次は、先端技術の集まる地域について学ぶ問題です。
「工業の中心地も移動し、サンフランシスコの南に位置する(⑦ シリコンバレー)には、(⑥)関連企業が集中している。」という問題です。
答えは、シリコンバレーです。
ICTに関係する企業が集まっている地域だからです。
ここでは、コンピュータや通信などの新しい技術を生み出す会社が多く集まっています。
工業の中心が五大湖周辺から新しい産業の地域へ移ってきたことがわかります。
次は、移民と先端産業について学ぶ問題です。
「急速に発展する(⑥)産業を、アメリカ合衆国の大学などで学んだ(⑧ アジア)系の移民が支えている。」という問題です。
答えは、アジアです。
先端産業には高い知識や技術をもった人が必要だからです。
アメリカ合衆国では、大学などで学んだアジア系の移民が、その発展を支える大きな力になっています。
産業の発展には、人の移動も深く関わっていることがわかります。
重要ポイントをまとめます。
アメリカ合衆国の工業は、五大湖周辺で発展し、デトロイトの自動車工業や大量生産がその代表でした。
その後、工業や産業の中心は南部や先端技術の地域へ移っていきました。
サンベルト、ラストベルト、ICT、シリコンバレーは、その変化を表す大切な言葉です。
では、「新しい産業と生活文化」の問題を一緒に解いていきましょう。
ここには、アメリカ合衆国の人口構成を表す円グラフがあります。
ヨーロッパ系が最も多く、アフリカ系、アジア系、先住の人々、その他に分かれています。
この資料から、アメリカ合衆国にはさまざまなルーツをもつ人々が暮らしていることが読み取れます。
また、写真の大型ショッピングセンターと合わせて見ると、生活の特色と人口の多様さの両方がわかるページになっています。
まず、最初の問題です。
生活の特色について学ぶ問題です。
「アメリカ合衆国は(⑨ 自動車)中心の社会で、人々の生活には、広大な駐車場を持つ大型ショッピングセンターが欠かせない。」という問題です。
答えは、自動車です。
多くの人が車で移動し、車で買い物に来るからです。
ページの最初の写真にも、大きな駐車場が写っていました。
資料と問題文を結びつけると、自動車中心の社会であることがよくわかります。
次は、売買の方法について学ぶ問題です。
「商品の売買に通信販売や(⑩ インターネット)を最初に利用した国でもあり、現代ではICT(情報通信技術)がそれを支えている。」という問題です。
答えは、インターネットです。
情報通信技術が発達している国だからです。
店に行かなくても商品を買えるしくみが広がり、生活のしかたも変わってきました。
ここでもICTが生活と深く結びついていることがわかります。
次は、経済の発展のしかたについて学ぶ問題です。
「アメリカ合衆国の経済は、新しいものを大量に(⑪ 生産)し、大量に(⑫ 消費)することで発展してきた。」という問題です。
答えは、⑪が生産、⑫が消費です。
たくさんつくり、たくさん使うことで経済が大きく動くからです。
この考え方は、大量生産、大量消費とよばれます。
アメリカ合衆国の経済の特色を考えるときの基本になる内容です。
次は、人々がやって来る地域について学ぶ問題です。
「メキシコや中央アメリカ、(⑬ 西インド諸島)の国々から、多くの人々が、仕事と高い(⑭ 収入)を求めて豊かなアメリカ合衆国を目指している。」という問題です。
答えは、⑬が西インド諸島、⑭が収入です。
よりよい仕事や高い収入を得たいと考える人が多いからです。
経済の豊かさの差が、人の移動につながっていることがわかります。
次は、労働力について学ぶ問題です。
「労働力が不足するアメリカ合衆国も、こうした(⑮ 移民)の労働力にたよっている。」という問題です。
答えは、移民です。
アメリカ合衆国では、働く人手が足りない仕事も多いからです。
そのため、ほかの国から来た移民が社会や経済を支える大切な役割を果たしています。
次は、スペイン語を話す人々について学ぶ問題です。
「メキシコや中央アメリカなどの国々からアメリカ合衆国にやってくる、スペイン語を話す人々は(⑯ ヒスパニック)とよばれる。」という問題です。
答えは、ヒスパニックです。
中南アメリカとのつながりをもつ人々が多く暮らしているからです。
アメリカ合衆国の生活文化や人口の特色を考えるうえで、とても大切な言葉です。
重要ポイントをまとめます。
アメリカ合衆国は、自動車中心の社会で、大型ショッピングセンターや広い駐車場がその特色をよく表しています。
また、インターネットを使った売買や、大量生産、大量消費によって経済が発展してきました。
さらに、メキシコや中央アメリカ、西インド諸島などから多くの移民がやって来て、労働力として社会を支えています。
スペイン語を話すヒスパニックの存在も、生活文化を考えるうえで重要です。
確認問題です。
アメリカ合衆国の工業が発展した周辺地域はどこですか。
五大湖です。
自動車工業の中心地となった都市はどこですか。
デトロイトです。
自動車工業で広がった方式は何ですか。
大量生産です。
北緯37度付近から南の発展した地域を何といいますか。
サンベルトです。
工業が衰退した北部を何といいますか。
ラストベルトです。
情報通信技術を何といいますか。
ICTです。
サンフランシスコの南にある先端産業の地域はどこですか。
シリコンバレーです。
アメリカ合衆国は何中心の社会ですか。
自動車中心の社会です。
新しいものを大量にどうすることで経済が発展してきましたか。
大量に生産し、大量に消費することで発展してきました。
スペイン語を話す人々を何といいますか。
ヒスパニックです。