このような見え方は、ガラスなどの透明な物体や水を通して見たときに起こる。
実験から
境界面に垂直に入射した光は、そのまま直進した(図1a)。
境界面にななめに入射した光は、境界面で進む向きが変わった(図1b)。
このように、異なる物質に光が出入りするとき、その境界面で光の進む方向が変化する現象を光の屈折という。
このとき、入射した点で境界面に垂直な線と屈折した光のつくる角を屈折角という。
光が空気側からガラスに入射したとき、屈折角は入射角より小さくなる。
逆に、光がガラスから空気側に入射したとき、屈折角は入射角より大きくなる。
屈折による見え方
コインが入っているカップに水を入れると、カップの中の見えなかったコインが見えるようになる(図3ア)。
これは、コインで反射した光が水から空気側に入射するときに屈折するために起こる。
コインは、目に入る光の道筋を逆にのばした位置(図3イの点線の位置)にあるように見える。
148ページ(図2)の温度計が短く見えるのも、光の屈折で説明できる。
目には、屈折した光の道筋を逆にのばした位置(図2の点線の位置)から光が直進してくるように見える。
全反射
光が、ガラスなどでできた物体や水中から空気中へ進むとき、入射角を大きくしていくと屈折した光が境界面に近づいていく。
入射角が一定以上大きくなると、境界面を通りぬける光はなくなり、全ての光が反射する(図5)。
これを全反射という。
通信ケーブルなどで使われている光ファイバーは、全反射を利用している(図6)。
また、(図7)で水面が鏡のように見えるのも、全反射のためである。
実験 別法
光の屈折
Q1. ガラスや水などの透明な物体を通して見ると、物体がずれて見える現象は何によって起こりますか。答え
光の屈折
【解説】 厚いガラスごしにチョークを見ると位置がずれて見えたり、水に入れた温度計が短く見えたりします。
これは光が物質の境目で進む向きを変えるために起こる現象で、光の屈折といいます。
【解説】 厚いガラスごしにチョークを見ると位置がずれて見えたり、水に入れた温度計が短く見えたりします。
これは光が物質の境目で進む向きを変えるために起こる現象で、光の屈折といいます。
Q2. 異なる物質の境界面で光の進む向きが変わる現象を何といいますか。
答え
光の屈折
【解説】 空気から水、またはガラスなどへ光が進むとき、境界で進む向きが変わります。
このような現象を光の屈折といいます。
見え方の変化と結びつけて理解することが大切です。
【解説】 空気から水、またはガラスなどへ光が進むとき、境界で進む向きが変わります。
このような現象を光の屈折といいます。
見え方の変化と結びつけて理解することが大切です。
Q3. 境界面に垂直に入射した光はどのように進みますか。
答え
そのまま直進する。
【解説】 光が境界面に対して垂直に入ると、進む向きは変わりません。
屈折は起こりますが、曲がらずそのまま進みます。
これは屈折の基本的な性質の一つです。
【解説】 光が境界面に対して垂直に入ると、進む向きは変わりません。
屈折は起こりますが、曲がらずそのまま進みます。
これは屈折の基本的な性質の一つです。
Q4. 境界面に斜めに入射した光はどうなりますか。
答え
境界面で進む向きが変わる。
【解説】 光が斜めに入ると、境界で曲がります。
これが屈折です。
光の進み方を考えるときは、入射のしかたによって結果が変わることを意識しましょう。
【解説】 光が斜めに入ると、境界で曲がります。
これが屈折です。
光の進み方を考えるときは、入射のしかたによって結果が変わることを意識しましょう。
Q5. 屈折角とは何ですか。
答え
境界面に垂直な線と屈折した光がつくる角。
【解説】 屈折角は、鏡のときと同じように、境界面に対して垂直な線を基準にしてはかります。
屈折した光との角度を屈折角といいます。
入射角と混同しないように注意しましょう。
【解説】 屈折角は、鏡のときと同じように、境界面に対して垂直な線を基準にしてはかります。
屈折した光との角度を屈折角といいます。
入射角と混同しないように注意しましょう。
Q6. 光が空気からガラスに入るとき、屈折角は入射角と比べてどうなりますか。
答え
小さくなる。
【解説】 空気よりもガラスのほうが光の進みにくい物質です。
そのため、光は進む向きを変え、垂直に近づくように曲がります。
その結果、屈折角は入射角より小さくなります。
【解説】 空気よりもガラスのほうが光の進みにくい物質です。
そのため、光は進む向きを変え、垂直に近づくように曲がります。
その結果、屈折角は入射角より小さくなります。
Q7. 光がガラスから空気に出るとき、屈折角は入射角と比べてどうなりますか。
答え
大きくなる。
【解説】 ガラスから空気に出るときは、光は広がるように曲がります。
そのため、屈折角は入射角より大きくなります。
どちらの方向に進むかで、角度の変化が逆になることが重要です。
【解説】 ガラスから空気に出るときは、光は広がるように曲がります。
そのため、屈折角は入射角より大きくなります。
どちらの方向に進むかで、角度の変化が逆になることが重要です。
Q8. 水を入れたカップで、見えなかったコインが見えるようになるのはなぜですか。
答え
コインで反射した光が水から空気に出るときに屈折するから。
【解説】 水を入れる前は、光が目に届かないためコインは見えません。
しかし水を入れると、光が屈折して目に届くようになります。
そのため、コインが見えるようになります。
【解説】 水を入れる前は、光が目に届かないためコインは見えません。
しかし水を入れると、光が屈折して目に届くようになります。
そのため、コインが見えるようになります。
Q9. 水中の物体が実際の位置よりもずれて見えるのはなぜですか。
答え
屈折した光を逆にのばした位置にあるように見えるから。
【解説】 私たちは光がまっすぐ進んでくると考えて物の位置を判断します。
しかし実際には光は屈折して曲がっています。
そのため、曲がった光を直線として考えてしまい、物体が別の位置にあるように見えます。
【解説】 私たちは光がまっすぐ進んでくると考えて物の位置を判断します。
しかし実際には光は屈折して曲がっています。
そのため、曲がった光を直線として考えてしまい、物体が別の位置にあるように見えます。
Q10. 水に入れた温度計が短く見えるのはなぜですか。
答え
屈折した光を逆にのばした位置から来ているように見えるから。
【解説】 水中の部分から出た光が水面で屈折し、目に届きます。
その光をまっすぐ進んできたと考えるため、実際より短く見えます。
見え方と光の進み方を結びつけて考えることが重要です。
【解説】 水中の部分から出た光が水面で屈折し、目に届きます。
その光をまっすぐ進んできたと考えるため、実際より短く見えます。
見え方と光の進み方を結びつけて考えることが重要です。
Q11. 光がガラスや水中から空気中へ進むとき、入射角を大きくしていくとどうなりますか。
答え
屈折した光が境界面に近づいていく。
【解説】 入射角を大きくすると、屈折した光はだんだん境界面に沿うように進みます。
この変化は、全反射の前の段階として重要です。
【解説】 入射角を大きくすると、屈折した光はだんだん境界面に沿うように進みます。
この変化は、全反射の前の段階として重要です。
Q12. 入射角がある一定以上になると、光はどうなりますか。
答え
すべて反射する。
【解説】 入射角をさらに大きくすると、光は境界を通り抜けなくなり、すべて反射します。
この現象を全反射といいます。
屈折と反射の関係を理解するうえで重要なポイントです。
【解説】 入射角をさらに大きくすると、光は境界を通り抜けなくなり、すべて反射します。
この現象を全反射といいます。
屈折と反射の関係を理解するうえで重要なポイントです。
Q13. 光がすべて反射する現象を何といいますか。
答え
全反射
【解説】 全反射は、光が物質の境界で完全に反射する現象です。
光ファイバーなどの通信技術にも利用されています。
日常生活や技術に結びつく重要な現象です。
【解説】 全反射は、光が物質の境界で完全に反射する現象です。
光ファイバーなどの通信技術にも利用されています。
日常生活や技術に結びつく重要な現象です。
Q14. 光ファイバーでは、どのような現象が利用されていますか。
答え
全反射
【解説】 光ファイバーの中では、光が全反射を繰り返しながら進みます。
そのため、曲がった道でも光が外にもれずに進むことができます。
通信などに利用されている重要な技術です。
【解説】 光ファイバーの中では、光が全反射を繰り返しながら進みます。
そのため、曲がった道でも光が外にもれずに進むことができます。
通信などに利用されている重要な技術です。
Q15. 水面が鏡のように見えるのはなぜですか。
答え
全反射が起こるから。
【解説】 水中から見たとき、ある角度以上では光が外に出ず、すべて反射します。
そのため、水面が鏡のように見えます。
身の回りの現象と結びつけて覚えると理解が深まります。
【解説】 水中から見たとき、ある角度以上では光が外に出ず、すべて反射します。
そのため、水面が鏡のように見えます。
身の回りの現象と結びつけて覚えると理解が深まります。