教科書


授業
アフリカ州の学習を始めます。
今日は教科書の92ページと93ページを見ながら、アフリカ州の特色を写真や資料から読み取っていきましょう。
まず92ページの大きな写真を見てください。
白いふわふわしたものをたくさん集めている人たちが写っています。
これはブルキナファソで収穫した綿花を集めている様子です。
この写真から分かることは、アフリカでは農業が大切で、世界に向けて売る作物を生産している地域があるということです。
綿花は布や衣服の原料になるので、生活に身近な作物ですね。
ここで考えてみましょう。
なぜ教科書は、この綿花の写真を大きくのせているのでしょうか。
それは、アフリカの産業を考えるときに、特定の作物や資源に頼る国が多いことが大きなポイントだからです。
次に、92ページの棒グラフを見てください。
ボツワナは輸出の88.1パーセントがダイヤモンドです。
ブルキナファソは77.4パーセントが金で、綿花や天然ガス、船舶などはそのほかの小さな割合です。
ナイジェリアは75.4パーセントが石油です。
つまり、ある一つの品物に輸出が大きくかたよっていることが分かります。
ここはとても大切です。
輸出する品物が一つにかたよると、その品物の値段が下がったときに国全体が困ってしまいます。
たとえば石油の値段が下がれば、石油に頼っている国の収入も大きく減ります。
ダイヤモンドや金も同じです。
だからアフリカの産業では、特定の産物や鉱産資源に頼りすぎることが課題になります。
92ページの右下の文章も見てください。
ブルキナファソのアダマさんは、公立中学校の入学試験に合格できず、小学校に残って勉強を続けていると書かれています。
私立学校は学費が高く、日本やユニセフが学校づくりを支援していることも読み取れます。
この文章から、アフリカでは産業の問題だけでなく、教育の課題もあることが分かります。
そして、その課題を解決するために国際的な支援が行われていることも分かります。
ここで一つ整理しましょう。
アフリカの課題は、ただ自然がきびしいからだけではありません。
産業のかたより、教育を受ける機会、生活を支える設備など、いろいろな問題が重なっているのです。
次に93ページを見てください。
このページは、アフリカをいろいろな角度から見せてくれるページです。
左上の写真は、ザンビアとジンバブエにまたがるビクトリア滝です。
上空から見た写真なので、川の流れと大きな滝の迫力がよく分かります。
ここから、アフリカには雄大な自然環境があることが読み取れます。
アフリカというと砂漠のイメージだけを持つ人もいますが、それだけではありません。
大きな川や滝もあり、地域によって自然のようすは大きくちがいます。>
右上の写真は、エジプトのカイロです。
ナイル川沿いに大都市が広がっていることが分かります。
高い建物が並び、都市化が進んでいるようすが見て取れます。
ここで大切なのは、アフリカには自然が豊かな地域だけでなく、大きな都市もあるということです。
つまり、アフリカを一つの同じ地域として見るのではなく、都市と農村、発展している地域と課題をかかえる地域の両方を見ることが大切です。
左下の写真は、南アフリカ共和国の金の採掘のようすです。
防具をつけた人たちが地下で作業しているようすから、鉱産資源の開発が重要な産業になっていることが分かります。
アフリカでは金、ダイヤモンド、石油などの資源が多く、これらが輸出の中心になっている国が多いのです。
右下の写真は、ケニアでスマートフォンを使う人々です。
この写真は、アフリカに新しい通信技術が広がっていることを示しています。
昔ながらの生活だけでなく、現代的な通信手段も普及しているのです。
このことから、アフリカでは交通や通信が発達し、生活が大きく変化している地域もあると分かります。
さらに左下には、伝統的な太鼓を演奏する人々の写真があります。
説明には、太鼓は遠く離れた人との連絡手段にも使われていたとあります。
ここから、アフリカには多様な生活文化があることが分かります。
つまりアフリカは、資源や農業だけでなく、文化の豊かさも重要な特色なのです。
では、93ページの右下にある「世界の中のアフリカ」を見てください。
面積は2965万平方キロメートルで、世界全体の22.8パーセント、日本の約78倍です。
人口は14.3億人で、世界全体の17.9パーセント、日本の約11倍です。
この数字から、アフリカはとても広く、人口も多い州だと分かります。
だからこそ、国によって自然や産業、生活のようすが大きくちがうのです。
ここで大切なことを確認します。
アフリカ州を学ぶときは、ただ「暑い地域」「資源が多い地域」と覚えるだけでは足りません。
自然環境の多様さ、都市の発達、農業や鉱産資源に頼る産業、教育や発展の課題、そして豊かな文化まで、いくつかの面を合わせて見ることが大切です。
では、ここから一緒にまとめていきましょう。
一つ目。
アフリカにはビクトリア滝のような雄大な自然があり、地域によって自然環境が大きくちがいます。
二つ目。
カイロのような大都市もあり、人口が多く、都市化が進んでいる地域もあります。
三つ目。
綿花、金、ダイヤモンド、石油など、特定の作物や鉱産資源に頼る国が多く、輸出がかたよりやすいことが課題です。
四つ目。
教育や生活環境には課題があり、国際的な支援も行われています。
五つ目。
スマートフォンの普及や伝統的な太鼓の文化から分かるように、アフリカには新しい変化と伝統文化の両方があります。
では最後に確認問題です。
一問目です。
ボツワナの輸出で大きな割合を占めるものは何ですか。
答えは、ダイヤモンドです。
二問目です。
ナイジェリアの輸出で中心となるものは何ですか。
答えは、石油です。
三問目です。
アフリカの産業の課題は何ですか。
答えは、特定の産物や鉱産資源の輸出に頼った経済になりやすいことです。
四問目です。
93ページのスマートフォンの写真から分かることは何ですか。
答えは、アフリカでも通信技術が広がり、生活が変化していることです。
五問目です。
アダマさんの文章から分かるアフリカの課題を一つ言ってください。
答えの例は、教育を受ける機会に課題があることです。
今日は、写真や資料を使ってアフリカ州の特色を読み取りました。
教科書の写真は、ただ見るだけではなく、何を表しているか、なぜその写真が選ばれているかを考えることが大切です。
次の学習では、自然環境や産業の特色をさらに詳しく見ていきましょう。
今日は教科書の92ページと93ページを見ながら、アフリカ州の特色を写真や資料から読み取っていきましょう。
まず92ページの大きな写真を見てください。
白いふわふわしたものをたくさん集めている人たちが写っています。
これはブルキナファソで収穫した綿花を集めている様子です。
この写真から分かることは、アフリカでは農業が大切で、世界に向けて売る作物を生産している地域があるということです。
綿花は布や衣服の原料になるので、生活に身近な作物ですね。
ここで考えてみましょう。
なぜ教科書は、この綿花の写真を大きくのせているのでしょうか。
それは、アフリカの産業を考えるときに、特定の作物や資源に頼る国が多いことが大きなポイントだからです。
次に、92ページの棒グラフを見てください。
ボツワナは輸出の88.1パーセントがダイヤモンドです。
ブルキナファソは77.4パーセントが金で、綿花や天然ガス、船舶などはそのほかの小さな割合です。
ナイジェリアは75.4パーセントが石油です。
つまり、ある一つの品物に輸出が大きくかたよっていることが分かります。
ここはとても大切です。
輸出する品物が一つにかたよると、その品物の値段が下がったときに国全体が困ってしまいます。
たとえば石油の値段が下がれば、石油に頼っている国の収入も大きく減ります。
ダイヤモンドや金も同じです。
だからアフリカの産業では、特定の産物や鉱産資源に頼りすぎることが課題になります。
92ページの右下の文章も見てください。
ブルキナファソのアダマさんは、公立中学校の入学試験に合格できず、小学校に残って勉強を続けていると書かれています。
私立学校は学費が高く、日本やユニセフが学校づくりを支援していることも読み取れます。
この文章から、アフリカでは産業の問題だけでなく、教育の課題もあることが分かります。
そして、その課題を解決するために国際的な支援が行われていることも分かります。
ここで一つ整理しましょう。
アフリカの課題は、ただ自然がきびしいからだけではありません。
産業のかたより、教育を受ける機会、生活を支える設備など、いろいろな問題が重なっているのです。
次に93ページを見てください。
このページは、アフリカをいろいろな角度から見せてくれるページです。
左上の写真は、ザンビアとジンバブエにまたがるビクトリア滝です。
上空から見た写真なので、川の流れと大きな滝の迫力がよく分かります。
ここから、アフリカには雄大な自然環境があることが読み取れます。
アフリカというと砂漠のイメージだけを持つ人もいますが、それだけではありません。
大きな川や滝もあり、地域によって自然のようすは大きくちがいます。>
右上の写真は、エジプトのカイロです。
ナイル川沿いに大都市が広がっていることが分かります。
高い建物が並び、都市化が進んでいるようすが見て取れます。
ここで大切なのは、アフリカには自然が豊かな地域だけでなく、大きな都市もあるということです。
つまり、アフリカを一つの同じ地域として見るのではなく、都市と農村、発展している地域と課題をかかえる地域の両方を見ることが大切です。
左下の写真は、南アフリカ共和国の金の採掘のようすです。
防具をつけた人たちが地下で作業しているようすから、鉱産資源の開発が重要な産業になっていることが分かります。
アフリカでは金、ダイヤモンド、石油などの資源が多く、これらが輸出の中心になっている国が多いのです。
右下の写真は、ケニアでスマートフォンを使う人々です。
この写真は、アフリカに新しい通信技術が広がっていることを示しています。
昔ながらの生活だけでなく、現代的な通信手段も普及しているのです。
このことから、アフリカでは交通や通信が発達し、生活が大きく変化している地域もあると分かります。
さらに左下には、伝統的な太鼓を演奏する人々の写真があります。
説明には、太鼓は遠く離れた人との連絡手段にも使われていたとあります。
ここから、アフリカには多様な生活文化があることが分かります。
つまりアフリカは、資源や農業だけでなく、文化の豊かさも重要な特色なのです。
では、93ページの右下にある「世界の中のアフリカ」を見てください。
面積は2965万平方キロメートルで、世界全体の22.8パーセント、日本の約78倍です。
人口は14.3億人で、世界全体の17.9パーセント、日本の約11倍です。
この数字から、アフリカはとても広く、人口も多い州だと分かります。
だからこそ、国によって自然や産業、生活のようすが大きくちがうのです。
ここで大切なことを確認します。
アフリカ州を学ぶときは、ただ「暑い地域」「資源が多い地域」と覚えるだけでは足りません。
自然環境の多様さ、都市の発達、農業や鉱産資源に頼る産業、教育や発展の課題、そして豊かな文化まで、いくつかの面を合わせて見ることが大切です。
では、ここから一緒にまとめていきましょう。
一つ目。
アフリカにはビクトリア滝のような雄大な自然があり、地域によって自然環境が大きくちがいます。
二つ目。
カイロのような大都市もあり、人口が多く、都市化が進んでいる地域もあります。
三つ目。
綿花、金、ダイヤモンド、石油など、特定の作物や鉱産資源に頼る国が多く、輸出がかたよりやすいことが課題です。
四つ目。
教育や生活環境には課題があり、国際的な支援も行われています。
五つ目。
スマートフォンの普及や伝統的な太鼓の文化から分かるように、アフリカには新しい変化と伝統文化の両方があります。
では最後に確認問題です。
一問目です。
ボツワナの輸出で大きな割合を占めるものは何ですか。
答えは、ダイヤモンドです。
二問目です。
ナイジェリアの輸出で中心となるものは何ですか。
答えは、石油です。
三問目です。
アフリカの産業の課題は何ですか。
答えは、特定の産物や鉱産資源の輸出に頼った経済になりやすいことです。
四問目です。
93ページのスマートフォンの写真から分かることは何ですか。
答えは、アフリカでも通信技術が広がり、生活が変化していることです。
五問目です。
アダマさんの文章から分かるアフリカの課題を一つ言ってください。
答えの例は、教育を受ける機会に課題があることです。
今日は、写真や資料を使ってアフリカ州の特色を読み取りました。
教科書の写真は、ただ見るだけではなく、何を表しているか、なぜその写真が選ばれているかを考えることが大切です。
次の学習では、自然環境や産業の特色をさらに詳しく見ていきましょう。