確認テスト 1
Q1. 「この遊戯」とは何か。本文中から五字で書き抜きなさい。答え
ちょう集め
【解説】 本文では、「ちょうを採りに出かける」「ちょう集めを始めた」と書かれています。 「この遊戯」は、少年時代の「僕」が夢中になっていた遊びを指しており、 五字でそのまま本文から抜き出すと「ちょう集め」になります。
【解説】 本文では、「ちょうを採りに出かける」「ちょう集めを始めた」と書かれています。 「この遊戯」は、少年時代の「僕」が夢中になっていた遊びを指しており、 五字でそのまま本文から抜き出すと「ちょう集め」になります。
Q2. 「耳に入らなかった……」とあるが、これはなぜか。適当なものを選びなさい。
ア ちょうを採ることに夢中になり、他のことが気にならなくなるほどになっていたから。
イ 耳をふさいで、みんながちょうを採るのをやめさせようとするのを聞かないようにしていたから。
ウ 学校や昼食、休暇の時間だったので、塔の時計の音などを気にすることなくちょうを採ることができたから。
答え
ア
【解説】 本文には、「他のことはすっかりすっこんでしまい」「塔の時計が鳴るのなんか耳に入らなかった」 と書かれています。 これは、わざと聞かなかったのではなく、ちょうを採ることに夢中になりすぎて まわりの音が気にならなくなっていた、という意味です。
【解説】 本文には、「他のことはすっかりすっこんでしまい」「塔の時計が鳴るのなんか耳に入らなかった」 と書かれています。 これは、わざと聞かなかったのではなく、ちょうを採ることに夢中になりすぎて まわりの音が気にならなくなっていた、という意味です。
Q3. 「僕」は、ちょうの収集の思い出についてどのように語っているか。本文の内容に合うものを選びなさい。
ア 今でもちょうを見ると、当時の熱情を思い出す。
イ 今では、当時の感情を思い出すことはできない。
ウ 少年の頃はちょうを採るのに夢中で、みんなに迷惑をかけてしまい、今ではちょうを見ると反省の思いが込み上げる。
答え
ア
【解説】 本文には、「今でも美しいちょうを見ると、あの熱情が身にしみて感じられる」 とあります。 つまり、「僕」は現在になっても、少年時代の強い気持ちを思い出しているので、 答えはアになります。
【解説】 本文には、「今でも美しいちょうを見ると、あの熱情が身にしみて感じられる」 とあります。 つまり、「僕」は現在になっても、少年時代の強い気持ちを思い出しているので、 答えはアになります。
確認テスト 2
Q1. 「僕」は、隣の子供に対してどのような感情をもっていたか。適当なものを選びなさい。ア 自分よりもちょうの収集が小さくて貧弱なので、優越感を抱いていた。
イ 好きになれないが、欠点のない点を妬ましく思い、感心しつつも憎んでいた。
ウ 自分にはないすぐれた技術をもっている点を尊敬し、慕っていた。
エ 収集の手入れが正確で、そのようになりたいとただただ憧れていた。
答え
イ
【解説】 本文には、「妬嘆賞(ねたんしょう)しながら彼を憎んでいた」とあります。 これは、「すごいと思って感心する気持ち」と「うらやましくてにくいと思う気持ち」が 同時にあった、という意味です。 そのため、感心しつつも妬ましく思い、好きになれなかったと説明しているイが正解です。
【解説】 本文には、「妬嘆賞(ねたんしょう)しながら彼を憎んでいた」とあります。 これは、「すごいと思って感心する気持ち」と「うらやましくてにくいと思う気持ち」が 同時にあった、という意味です。 そのため、感心しつつも妬ましく思い、好きになれなかったと説明しているイが正解です。
Q2. 「あらゆる点で模範少年」を言いかえた言葉となるように、本文中から十字で書き抜きなさい。
答え
非の打ちどころがない少年
【解説】 「模範少年」とは、「欠点がなく、見本になるような少年」という意味です。 本文中では、その説明として「非の打ちどころがない」という表現が使われています。 意味が同じになる言葉を、本文からそのまま抜き出す問題です。
【解説】 「模範少年」とは、「欠点がなく、見本になるような少年」という意味です。 本文中では、その説明として「非の打ちどころがない」という表現が使われています。 意味が同じになる言葉を、本文からそのまま抜き出す問題です。
Q3. 「二度と彼に獲物を見せなかった」のはなぜか。適当なものを選びなさい。
ア 珍しいちょうであることを認めてもらい、それ以上見せる必要がなかったから。
イ たいしたことのない欠点を指摘され、その鑑定が疑わしく思えてきたから。
ウ 彼の批評のせいで、珍しいちょうをとらえた喜びがうせてしまったから。
答え
ウ
【解説】 本文には、「こっぴどい批評家のため、自分の獲物に対する喜びはかなり傷つけられた」 と書かれています。 つまり、せっかく珍しいちょうをとってうれしかった気持ちが、 批評によって消えてしまったため、もう見せなくなったのです。
【解説】 本文には、「こっぴどい批評家のため、自分の獲物に対する喜びはかなり傷つけられた」 と書かれています。 つまり、せっかく珍しいちょうをとってうれしかった気持ちが、 批評によって消えてしまったため、もう見せなくなったのです。
確認テスト 3
Q1. 「わかった……ドアのハンドルを回してみる」とあるが、このときの「僕」の心情として適当なものを選びなさい。ア クジャクヤママユをどうしても見たいという思い。
イ 珍しいちょうを手に入れたエーミールへの憧れ。
ウ 自分の盗みが見られているのではないかという不安。
答え
ア
【解説】 この場面では、まだ盗みはしていません。 本文には「せめて例のちょうを見たい」とあり、 強く「見たい」という気持ちが行動の理由になっています。 不安や罪の意識は、この後に出てくるので、答えはアです。
【解説】 この場面では、まだ盗みはしていません。 本文には「せめて例のちょうを見たい」とあり、 強く「見たい」という気持ちが行動の理由になっています。 不安や罪の意識は、この後に出てくるので、答えはアです。
Q2. 「四つの大きな不思議な斑点が僕を見つめた」とあるが、ここで用いられている表現技法を選びなさい。
ア 体言止め
イ 倒置
ウ 直喩
エ 擬人法
答え
エ(擬人法)
【解説】 「斑点が僕を見つめた」とありますが、 斑点が本当に見ることはできません。 このように、人でないものを人のように表す表現を 擬人法といいます。
【解説】 「斑点が僕を見つめた」とありますが、 斑点が本当に見ることはできません。 このように、人でないものを人のように表す表現を 擬人法といいます。
Q3. 「部屋から持ち出した……」とあるが、このときの「僕」の心情として適当なものを選びなさい。
ア 自分の部屋を持つエーミールに対するうらやましさ。
イ クジャクヤママユを手に入れたことへの満足感。
ウ 大それた恥ずべきことをしたことへの冷たい気持ち。
答え
イ
【解説】 本文には「大きな満足感のほか何も感じていなかった」とあります。 この時点では、悪いことをしたという気持ちよりも、 「手に入れた」という満足感が強かったことがわかります。
【解説】 本文には「大きな満足感のほか何も感じていなかった」とあります。 この時点では、悪いことをしたという気持ちよりも、 「手に入れた」という満足感が強かったことがわかります。
Q4. 「聞こえた……下の方から」とある場面で起こった「僕」の心情の変化として、最も適当なものを選びなさい。
ア 珍しいちょうを手に入れた満足感がさらに強くなり、何も気にならなくなった。
イ 見つかるかもしれないという不安におそわれ、自分が盗みをしたことが悪い行いだと気づいた。
ウ エーミールへのあこがれが強まり、ちょうを返そうという気持ちになった。
答え
イ
【解説】 足音が聞こえたことで、「見つかるのではないか」という強い不安が生まれます。 同時に、「自分は盗みをした悪いことをした人間だ」という良心の目覚めが起こります。 この二つの心の変化が正しく書かれているのはイです。
【解説】 足音が聞こえたことで、「見つかるのではないか」という強い不安が生まれます。 同時に、「自分は盗みをした悪いことをした人間だ」という良心の目覚めが起こります。 この二つの心の変化が正しく書かれているのはイです。
確認テスト 4
Q1. 「何事もなかったようにしておかなければならない」とあるが、ここではどういうことか。適当なものを選びなさい。ア クジャクヤママユを元の場所に戻し、盗んだ事実がなかったかのようにすること。
イ クジャクヤママユを隠し、自分が手に入れたことを気づかれないようにすること。
ウ エーミールに、クジャクヤママユを盗んでしまったことを謝罪し、元の関係に戻ること。
答え
ア
【解説】 本文では、「できるなら、元に返して、何事もなかったようにしておかなければならない」 と書かれています。 これは、「盗みをなかったことにする」ために、元の場所へ戻すという意味です。 隠したり謝ったりする前の段階なので、アが正解です。
【解説】 本文では、「できるなら、元に返して、何事もなかったようにしておかなければならない」 と書かれています。 これは、「盗みをなかったことにする」ために、元の場所へ戻すという意味です。 隠したり謝ったりする前の段階なので、アが正解です。
Q2. 「不幸」とは何か。適当なものを選びなさい。
ア クジャクヤママユを盗んでしまったこと。
イ クジャクヤママユがつぶれてしまったこと。
ウ ちょうを盗んだことを人に知られてしまったこと。
答え
イ
【解説】 本文では、「不幸が起こったかということを知った」「クジャクヤママユはつぶれてしまった」 と続けて書かれています。 ここでいう「不幸」とは、ちょうが壊れてしまったことを指しています。
【解説】 本文では、「不幸が起こったかということを知った」「クジャクヤママユはつぶれてしまった」 と続けて書かれています。 ここでいう「不幸」とは、ちょうが壊れてしまったことを指しています。
Q3. 「見た……微妙なとび色」とあるが、このときの「僕」の様子として適当なものを選びなさい。
ア 改めて見とれて、クジャクヤママユの微妙なとび色の美しさにひかれている。
イ 考えをめぐらせて、クジャクヤママユをどうやって修復するか考えている。
ウ クジャクヤママユをつぶしてしまった現実に心を苦しめられている。
答え
ウ
【解説】 この場面では、ちょうはすでにつぶれてしまっています。 美しさに見とれているのではなく、 「自分が取り返しのつかないことをした」という現実に苦しんでいます。 そのため、ウが正解です。
【解説】 この場面では、ちょうはすでにつぶれてしまっています。 美しさに見とれているのではなく、 「自分が取り返しのつかないことをした」という現実に苦しんでいます。 そのため、ウが正解です。
確認テスト 5
Q1. 「もうどうにもしようがなかった」とあるが、これはどういうことか。適当なものを選びなさい。ア エーミールのクジャクヤママユを台無しにしてしまい、直しようがなかったということ。
イ エーミールにクジャクヤママユを盗んだことが知られてしまい、隠しようがなかったということ。
ウ エーミールにちょうの収集の受け取りを断られてしまい、埋め合わせのしようがなかったということ。
エ エーミールが正義で自分が悪だということになってしまい、それをくつがえしようがなかったということ。
答え
エ
【解説】 この場面では、エーミールは怒鳴ったりせず、冷静に「正しい側」として立っています。 一方で「僕」は、自分が悪いことをしたという立場から逃げられません。 つまり、「正義はエーミール、自分は悪」という関係が決まってしまい、 もう言い逃れも、取り消しもできない状態になった、という意味です。
【解説】 この場面では、エーミールは怒鳴ったりせず、冷静に「正しい側」として立っています。 一方で「僕」は、自分が悪いことをしたという立場から逃げられません。 つまり、「正義はエーミール、自分は悪」という関係が決まってしまい、 もう言い逃れも、取り消しもできない状態になった、という意味です。
Q2. 「僕」は、エーミールへの謝罪を通じて、どのようなことを理解したか。本文中から二十字以上二十五字以内で書き抜きなさい。(句読点も字数に含む)
答え
一度起きたことは、もう償いのできないものだということ
【解説】 エーミールに謝っても、ちょうは元に戻りません。 この経験を通して「取り返しのつかない出来事がある」ということを、 「僕」は初めて深く理解しました。 大切なのは、起きてしまったことは元に戻せないという点です。
【解説】 エーミールに謝っても、ちょうは元に戻りません。 この経験を通して「取り返しのつかない出来事がある」ということを、 「僕」は初めて深く理解しました。 大切なのは、起きてしまったことは元に戻せないという点です。
Q3. 本文の内容に合うものを選びなさい。
ア 「僕」の償いの申し出を、エーミールは丁重に受け入れた。
イ エーミールは、ちょうを台無しにした「僕」を強くののしった。
ウ 「僕」から見たエーミールの態度は冷淡なもので、ただ軽蔑するものだった。
答え
ウ
【解説】 本文では、エーミールは怒鳴ったりはせず、 ただ「軽蔑するように」僕を見るだけでした。 その冷たさが、かえって「僕」に強い衝撃を与えています。 そのため、本文の内容に合っているのはウです。
【解説】 本文では、エーミールは怒鳴ったりはせず、 ただ「軽蔑するように」僕を見るだけでした。 その冷たさが、かえって「僕」に強い衝撃を与えています。 そのため、本文の内容に合っているのはウです。
確認テスト 6
Q1. 本文を前半(回想)と後半(現在)に分けたとき、前半部分の語り手は誰か。適当なものを選びなさい。ア 彼
イ 客
ウ 友人
エ 私
答え
エ
【解説】 物語のはじめでは、「私」が現在の立場で友人にちょうの収集を見せ、 そこから少年時代の思い出を語り始めています。 そのため、前半部分(回想に入る前)の語り手は「私」です。
【解説】 物語のはじめでは、「私」が現在の立場で友人にちょうの収集を見せ、 そこから少年時代の思い出を語り始めています。 そのため、前半部分(回想に入る前)の語り手は「私」です。
Q2. 本文の流れに沿って、次の各文を正しい順番に並べかえなさい。
ア クジャクヤママユを部屋から持ち出し、大きな満足感を感じた。
イ エーミールがクジャクヤママユを手に入れたといううわさを聞き、すっかり興奮してしまった。
ウ エーミールの部屋に入り、クジャクヤママユの斑点を見たいという思いを抑えきれず、留め針を抜いた。
エ 見つかりはしないかという不安に襲われ、自分が盗みをした下劣なやつだということを悟った。
答え
イ → ウ → ア → エ
【解説】 まず、うわさを聞いて興奮します(イ)。 次に、部屋に入り、ちょうを見たい気持ちに負けて盗みます(ウ)。 その直後は満足感を覚えます(ア)。 しかし、足音を聞いて不安になり、悪いことをしたと気づきます(エ)。
【解説】 まず、うわさを聞いて興奮します(イ)。 次に、部屋に入り、ちょうを見たい気持ちに負けて盗みます(ウ)。 その直後は満足感を覚えます(ア)。 しかし、足音を聞いて不安になり、悪いことをしたと気づきます(エ)。
Q3. 本文の内容に合うものを選びなさい。
ア 「僕」は、エーミールを妬ましく思っていた。
イ 「僕」は、エーミールのこっぴどい批評に感心した。
ウ 「僕」がエーミールに事情を話すと、エーミールは激してどなりつけた。
答え
ア
【解説】 本文では、「僕」はエーミールを 「妬嘆賞(ねたんしょう)しながら憎んでいた」と書かれています。 これは、すごいと思いながらも、うらやましくて妬む気持ちがあったということです。 どなりつけたわけでも、批評に感心したわけでもありません。
【解説】 本文では、「僕」はエーミールを 「妬嘆賞(ねたんしょう)しながら憎んでいた」と書かれています。 これは、すごいと思いながらも、うらやましくて妬む気持ちがあったということです。 どなりつけたわけでも、批評に感心したわけでもありません。
