1
新出漢字の読み
___線の読み仮名を書きなさい。
① 支度
答え
したく
② 郊外
答え
こうがい
③ 六畳間
答え
ろくじょうま
④ 赴任
答え
ふにん
⑤ 歓迎
答え
かんげい
⑥ 唯一
答え
ゆいいつ
⑦ 幼稚
答え
ようち
⑧ しい
答え
あや
⑨ (訓読み)
答え
あし
⑩ 勘違
答え
かんちが
⑪ げる
答え
⑫ 
答え
⑬ ましい
答え
うらやま
⑭ 雄弁
答え
ゆうべん
⑮ しい
答え
さび
⑯ 突然
答え
とつぜん
⑰ てる
答え
あわ
⑱ りしめる
答え
にぎ
⑲ 大股
答え
おおまた
⑳ 叔父
答え
おじ
2
新出漢字の書き
漢字に直して書きなさい。
① ふうとう(   )に入れる。
答え
封筒
② 紙を(   )る。
答え
③ 文字が(   )まる。
答え
④ あくしゅ(   )をする。
答え
握手
3
重要語句
正しい意味を右から選び、線で結びなさい。
① 精密
答え

 ア 大きく偏っていること。
② 蛇行
答え

 イ 言い逃れの材料。
③ 口実
答え

 ウ くねくね曲がること。
④ 極端
答え

 エ 正確に作られていること。
4
登場人物
①〜③に当てはまる人物を□から選びなさい。
・仙台に単身赴任。ぐうちゃんを歓迎している。
答え
夫婦
←→
親子
↑↓
「僕」(語り手)
・中学生。
・ぐうちゃんのことが大好き。
・ぐうちゃんに怒りつつも愛情をもっている。
答え
姉弟
←→
・「僕」の家のいそうろう。
・「ぐうたら」している。
・たまに測量の仕事をしている。
答え
ぐうちゃん
父  母
ぐうちゃん
その日も、夕食の後に僕はぐうちゃんの部屋でほら話を聞いていた。
でっかい動物の話だった。
「悠君。世界でいちばん長い蛇 ↩ 問題へ戻る は何だか知っているか。」
ぐうちゃんは、細い目をめいっぱい見開くようにして僕にきいた。
それは、いつもおもしろい話をするときのぐうちゃんの癖で、だから、僕はぐうちゃんの その表情 ↩ 問題へ戻る が好きだ。でも、今日は話のテーマがちょっと幼稚すぎる。とはいえ、宿題するよりはずっとおもしろそうだから、母に見つかるまでその話を聞いていることにした。
アナコンダ ↩ 問題へ戻る とかいうやつだね。アフリカの密林あたりにいる。」
「悠君は地理に弱いんだなあ。アナコンダがいるのはアマゾンだよ。現地の人はスクリージュとよんでいて、これはポルトガル語で水蛇という意味だ。長く太くなりすぎて、蛇行するには地球の重力が負担になって水に入ったんだ。」
「泳いでいて出会ったら嫌だな。飲み込まれちゃいそうだ。」
「そう。本当に人間なんか簡単に飲み込んでしまう。生きている馬だって飲み込んじゃうんだぞ。」
ぐうちゃんの話はいつも怪しい。僕がおもしろがればいいと思っているのだ。
「そんなのうそだろ。だって馬の背は人間よりはるかに高いし、体重だって普通五百キロはあるって何かの本で読んだよ。アナコンダがいくら大きいといってもそんな大きな口は開けられないだろ。 ありえねえ ↩ 問題へ戻る 。」
「ありえねくないんだよ。」
ぐうちゃんは変な言い方をした。
「立っている馬をそのまま大口を開けて飲み込むわけじゃないんだ。まず馬の首のあたりにかみついて馬をひっくり返す。それから馬の体に巻き付いて馬の脚の骨をバキバキ折っていく。飲み込みやすいように全体を丸くしていくんだなあ。それから、ゆっくり、飲んでいくんだ。」
本当かなあ。力の籠もった話し方を聞いていると、うっかりぐうちゃんの ほら話の世界に取り込まれてしまいそうになる ↩ 問題へ戻る 。でもその怪しさがやっぱりおもしろい。
「悠君。アマゾンの動物はみんな大きいんだ。ナマズもでっかいのがいるぞ。どのくらいだと思う?」
どうせほら話だから僕も大きく出ることにした。
「そうだね。じゃ一メートル!」
「ブッブー。」
外れの合図らしいけど、まるっきり子供扱いだ。
「アマゾンでは普通に三メートルのナマズがいるよ。」
「うそだあ。ありえねえ。」
さすがに頭にきた ↩ 問題へ戻る 。僕を小学生ぐらいと勘違いしているんだ。
「うそじゃないよ。口の大きさが一メートルぐらいだよ。」

椎名 誠「アイスプラネット」より

(1) ___線①「世界でいちばん長い蛇」とありますが、それは何ですか。文中から五字で抜き出しなさい。
ヒント 「僕」が答えている部分に着目しよう。
答え
アナコンダ
【解説】
本文で「僕」が「アナコンダとかいうやつだね。」と答えています。五字で抜き出すので「アナコンダ」です。


(2) ___線②「その表情」とは、どのような表情ですか。それがわかる一文を探し、初めの七字を抜き出しなさい。(読点を含む。)
答え
ぐうちゃんは、
【解説】
「その表情」は、直前の「細い目をめいっぱい見開くようにして僕にきいた。」という表情を指しています。その一文の初めの七字は「ぐうちゃんは、」です。


(3) ___線③「アナコンダ」は、なぜ水に入るようになったのですか。それを説明した次の文の に当てはまる言葉を、文中から探し、抜き出しなさい。

あまりに大きくて しにくくなったから。
答え
蛇行
【解説】
本文に「長く太くなりすぎて、蛇行するには地球の重力が負担になって水に入ったんだ。」とあります。水に入った理由は「蛇行」しにくくなったからです。


(4) ___線④「ありえねえ」とありますが、「僕」はなぜこのように言ったのですか。次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 大きなのでアナコンダがいるのは密林の湿った場所ではないと思ったから。
イ アナコンダより大きな人間が、アナコンダに飲み込まれることはないと思ったから。
ウ 五百キロはある生きている馬が、アナコンダに飲み込まれることはないと思ったから。
答え

【解説】
「僕」は、馬の背が人間より高く、体重も五百キロはあると考えています。そのため、生きている馬が飲み込まれることはないと思いました。


(5) ___線⑤「ほら話の世界に取り込まれてしまいそうになる」とありますが、それはなぜですか。次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 本当とは思えないが、興味をひかれるから。
イ 自分の知らない本当の話を教えてくれるから。
ウ ぐうちゃんの話し方が変わっているから。
ヒント 「怪しい」と思いながらも「おもしろい」とも思っているよ。
答え

【解説】
「僕」はぐうちゃんの話を怪しいと思っていますが、力の籠もった話し方に引き込まれています。本当とは思えなくても興味をひかれているので、答えはアです。


(6) ___線⑥「さすがに頭にきた」とありますが、その理由を説明した次の文の に当てはまる言葉を、文中から探し、抜き出しなさい。

の話をされて、
のように扱われていると感じたから。
答え
小学生ぐらい
【解説】
本文に「僕を小学生ぐらいと勘違いしているんだ。」とあります。「僕」は子ども扱いされたと感じたため、腹を立てています。