音楽教科書 36ページ

フーガ ト短調
教科書

フーガト短調 バッハ作曲

旋律が重なり合っていくおもしろさを味わおう。

「フーガト短調」は、パイプオルガンのための作品で、フーガという形式で書かれています。
パイプオルガンの豊かな響きを感じ取りながら、次々と現れる主題に注目して、音楽のよさや美しさを味わって聴きましょう。

*フーガ…始めに示された主題が、次々と加わる他の声部によって、繰り返されながら発展していく形式
*主題…楽曲を構成する主な旋律。

旋律が重なり合うことによって、どのようなよさや美しさが生まれるだろう。

楽曲について

フーガは、バッハの活躍した時代によく用いられていた形式の一つです。
バッハはその形式をより充実したものとし、多くの作品を残しました。
その中でも「フーガト短調」は、小規模ながら荘厳な雰囲気をもつ名曲として知られています。
同じト短調の「幻想曲とフーガ」と区別するために、「小フーガ」の愛称でも親しまれています。

J.S.バッハ(1685〜1750)

バッハは、ドイツのアイゼナハに生まれました。
その家系には多くの音楽家がおり、バッハは兄からオルガンの基礎を教わりました。
18歳頃からはドイツ各地の教会や宮廷に仕え、そこで演奏するための音楽を数多くつくりました。
管弦楽曲や室内楽曲、オルガン曲、チェンバロ曲、宗教音楽などで、1千曲以上にものぼる作品は、今でも広く親しまれています。

パイプオルガンについて

パイプオルガンのパイプは、それぞれが1つの音だけを出す笛のようになっており、奏者が鍵盤を押すと、特定のパイプに空気が送り込まれて音が出ます。
音の高さはパイプの長さによって、また音色はパイプの材質や構造によって決まります。
そこで、いろいろな高さの音や多彩な音色をつくり出すために、パイプの本数がしだいに多くなり、それに伴って鍵盤の段数が増やされたり、足で弾く鍵盤(足鍵盤)が付けられたりしました。
現在、多いものでは5千本以上のパイプをもつオルガンも作られています。

鍵盤の横には「ストップ」と呼ばれる装置があります。
これを操作して鳴らすパイプを選ぶことにより、音色を変化させることができます。

現在はコンサートホールでも目にすることができますが、もともとはキリスト教の教会で礼拝に用いられる楽器として古くから発達してきました。

パイプオルガンの豊かな響きを、他の曲でも聴いてみましょう。

トッカータとフーガ ニ短調 バッハ作曲

音楽(フーガト短調)テスト対策

Q1. 「フーガト短調」は、どのような楽器のための作品ですか。
答え
パイプオルガン
【解説】
教科書では、「フーガト短調」はパイプオルガンのための作品と説明されています。
パイプオルガンは教会で使われることが多く、重厚で豊かな響きが特徴です。

Q2. 「フーガト短調」は、どのような形式で書かれていますか。
答え
フーガ形式
【解説】
フーガは、主題が繰り返されながら発展していく音楽の形式です。
複数の旋律が重なり合うことが特徴で、音楽の流れをつかむことが大切です。

Q3. フーガとはどのような形式ですか。
答え
始めに示された主題が、次々と加わる他の声部によって、繰り返されながら発展していく形式
【解説】
フーガでは、最初に出てきた主題が他のパートでも繰り返されます。
そのため、どの声部で主題が出ているかを聴き取ることが重要です。

Q4. 主題とは何ですか。
答え
楽曲を構成する主な旋律
【解説】
主題は、その曲の中心となるメロディーです。
フーガでは、この主題が何度も登場するので、聴き分けることが大切です。

Q5. フーガト短調を聴くときに注目することは何ですか。
答え
次々と現れる主題
【解説】
教科書では、「主題に注目して聴くこと」がポイントとして示されています。
どのパートで主題が出ているかを意識すると、音楽の構造が理解できます。

Q6. バッハはどのような人物ですか。
答え
多くの作品を残した作曲家
【解説】
バッハはフーガの形式を発展させ、多くの作品を残しました。
音楽史の中でもとても重要な作曲家です。

Q7. 「フーガト短調」はどのような曲として知られていますか。
答え
小規模ながら荘厳な雰囲気をもつ名曲
【解説】
教科書では、この曲は小さな構成ながら重厚で立派な雰囲気をもつと説明されています。
「荘厳」という言葉はテストでよく出る重要語句です。

Q8. 「フーガト短調」は別の呼び名で何と呼ばれていますか。
答え
小フーガ
【解説】
同じト短調の別の作品と区別するために、「小フーガ」という愛称があります。
名称問題としてよく出題されます。

Q9. バッハはどこの国の出身ですか。
答え
ドイツ
【解説】
バッハはドイツのアイゼナハで生まれました。
ヨーロッパの音楽史を理解するうえで、国名も重要です。

Q10. バッハはどのような場所で音楽を作りましたか。
答え
教会や宮廷
【解説】
バッハは教会や宮廷で働きながら音楽を作りました。
当時の音楽は、宗教や王族と深く関係していました。

Q11. バッハの作品数はどのくらいですか。
答え
1千曲以上
【解説】
バッハは非常に多くの作品を残しています。
現在でも広く演奏されている重要な作曲家です。

Q12. パイプオルガンのパイプはどのような役割をもっていますか。
答え
それぞれが1つの音だけを出す
【解説】
パイプオルガンは、パイプごとに音が決まっています。
鍵盤を押すと、その音のパイプに空気が送られて音が出ます。

Q13. パイプオルガンの音の高さは何で決まりますか。
答え
パイプの長さ
【解説】
長いパイプほど低い音、短いパイプほど高い音が出ます。
これは笛と同じ仕組みです。

Q14. パイプオルガンの音色は何で決まりますか。
答え
パイプの材質や構造
【解説】
音色は、使われている材料や形によって変わります。
そのため、多様な音を出すことができます。

Q15. パイプオルガンの音色を変える装置を何といいますか。
答え
ストップ
【解説】
ストップを操作することで、どのパイプを鳴らすかを選ぶことができます。
これにより音色を変化させることができます。

Q16. パイプオルガンはもともとどこで使われていた楽器ですか。
答え
キリスト教の教会
【解説】
パイプオルガンは礼拝で使われる楽器として発達しました。
現在はコンサートホールでも使われていますが、起源は教会です。