枕草子 問題一覧
「枕草子」B
1. 次の ___ 線の言葉を現代仮名遣いに直して全て平仮名で書きなさい。(1) やうやう白くなりゆく山ぎは
答え
ようよう
【解説】
歴史的仮名遣いの「やう」は、現代仮名遣いでは「よう」と読むため、「やうやう」は「ようよう」になります。
【解説】
歴史的仮名遣いの「やう」は、現代仮名遣いでは「よう」と読むため、「やうやう」は「ようよう」になります。
(2) 飛びいそぐさへあはれなり。
答え
あわれなり
【解説】
歴史的仮名遣いの「は」は、語中で「わ」と読むことがあるため、「あはれ」は「あわれ」になります。
【解説】
歴史的仮名遣いの「は」は、語中で「わ」と読むことがあるため、「あはれ」は「あわれ」になります。
(3) ねず鳴きするにをどり来る。
答え
おどりくる
【解説】
歴史的仮名遣いの「を」は、現代仮名遣いでは「お」と書くため、「をどり」は「おどり」になります。
【解説】
歴史的仮名遣いの「を」は、現代仮名遣いでは「お」と書くため、「をどり」は「おどり」になります。
(4) 目に髪のおほへるを
答え
おおえる
【解説】
「ほ」は現代仮名遣いでは「お」と読み、「へ」は「え」と読むため、「おほへる」は「おおえる」になります。
【解説】
「ほ」は現代仮名遣いでは「お」と読み、「へ」は「え」と読むため、「おほへる」は「おおえる」になります。
2. 次の ___ 線の言葉の意味をあとから選び、それぞれ記号で答えなさい。
ア とても
イ 風情がある
ウ だんだん
エ かわいらしい
オ 似つかわしい
カ 明け方
(1) 春はあけぼの
答え
カ
【解説】
「あけぼの」は、夜が明けようとするころ、つまり「明け方」という意味です。
【解説】
「あけぼの」は、夜が明けようとするころ、つまり「明け方」という意味です。
(2) うち光りて行くもをかし
答え
イ
【解説】
「をかし」は、古文では「趣がある」「風情がある」という意味でよく使われます。
【解説】
「をかし」は、古文では「趣がある」「風情がある」という意味でよく使われます。
(3) 炭もて渡るもいとつきづきし
答え
オ
【解説】
「つきづきし」は、その場面に合っている、ふさわしいという意味なので、「似つかわしい」が合います。
【解説】
「つきづきし」は、その場面に合っている、ふさわしいという意味なので、「似つかわしい」が合います。
(4) うつくしきもの
答え
エ
【解説】
古文の「うつくし」は、現代語の「美しい」ではなく、「かわいらしい」という意味で使われます。
【解説】
古文の「うつくし」は、現代語の「美しい」ではなく、「かわいらしい」という意味で使われます。
(5) いと小さき塵のありけるを
答え
ア
【解説】
「いと」は、程度が大きいことを表す言葉で、「とても」という意味です。
【解説】
「いと」は、程度が大きいことを表す言葉で、「とても」という意味です。
3. 次の古文を読んで、あとの問いに答えなさい。
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく ①山ぎは ↩ 問題へ戻る 、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
②夏は夜 ↩ 問題へ戻る 。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
③秋は夕暮れ ↩ 問題へ戻る 。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。雪の降りたるは ④言ふべきにもあらず ↩ 問題へ戻る 、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。
(第一段)
うつくしきもの 瓜にかきたるちごの顔。雀の子のねず鳴きするにをどり来る。二つ三つばかりなるちごの、いそぎて這ひ来る道に、いと小さき塵のありけるを、目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、大人ごとに見せたる、いとうつくし。頭はあまそぎなるちごの、目に髪のおほへるを、かきはやらで、うちかたぶきて物など見たるも、うつくし。
(第百四十五段)
(1) ___ 線①「山ぎは」とあるが、次の図において「山ぎわ」を正しく指しているものとして最も適当なものを選び、記号で答えよ。
答え
イ
【解説】
「山ぎは」は、山と空の境目に近い空のあたりを表します。山そのものではなく、山の端に接する空の部分を指すため、イが適当です。
【解説】
「山ぎは」は、山と空の境目に近い空のあたりを表します。山そのものではなく、山の端に接する空の部分を指すため、イが適当です。
(2) ___ 線②「夏は夜」とあるが、作者が風情を感じた夏の夜の様子として、適当でないものを次の中から選び、記号で答えよ。
ア 月が出ている
イ 蛍が飛んでいる
ウ 暗闇
エ 雨が降っている
答え
ウ
【解説】
本文では、月、蛍、雨などが風情あるものとして具体的に示されています。「闇もなほ」とありますが、ここでは暗闇そのものよりも、その中の蛍の光などが印象的に描かれています。
【解説】
本文では、月、蛍、雨などが風情あるものとして具体的に示されています。「闇もなほ」とありますが、ここでは暗闇そのものよりも、その中の蛍の光などが印象的に描かれています。
(3) ___ 線③「秋は夕暮れ」の段落では、作者の秋を見る観点が変化し、二つに分けることができる。後半にあたる文を抜き出し、最初の六字を答えよ。
答え
日入り果てて
【解説】
前半は烏が寝どころへ帰る様子、後半は風の音、虫の音へと内容が移ります。その後半の始まりが「日入り果てて」です。
【解説】
前半は烏が寝どころへ帰る様子、後半は風の音、虫の音へと内容が移ります。その後半の始まりが「日入り果てて」です。
(4) ___ 線④「言ふべきにもあらず」と同様の意味を表す言葉を、(第一段)の中から四字で抜き出せ。
答え
さらなり
【解説】
「言ふべきにもあらず」は「言うまでもない」という意味です。「さらなり」も「言うまでもない」「もちろんだ」という意味なので、同じ意味を表します。
【解説】
「言ふべきにもあらず」は「言うまでもない」という意味です。「さらなり」も「言うまでもない」「もちろんだ」という意味なので、同じ意味を表します。
(5) (第百四十五段)で作者が「うつくしきもの」として挙げているものの特徴にあてはまらないものを、次の中から一つ選んで記号で答えよ。
ア 小さい
イ 幼い
ウ 清潔
エ 無邪気
答え
ウ
【解説】
第百四十五段では、小さいもの、幼いもの、無邪気なしぐさが「うつくしきもの」として描かれています。「清潔」は本文の中心的な特徴ではありません。
【解説】
第百四十五段では、小さいもの、幼いもの、無邪気なしぐさが「うつくしきもの」として描かれています。「清潔」は本文の中心的な特徴ではありません。
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは。」の「をかし」はどのような意味で使われているか。
【解説】
「をかし」は、古文では「おもしろい」という意味ではなく、「趣がある」「しみじみと美しい」という意味で使われます。『枕草子』では、自然の美しさや季節の変化を感じる場面でよく使われています。
「うつくしきもの 瓜にかきたるちごの顔。」の「うつくしき」はどのような意味か。
【解説】
現代語の「美しい」とは少し違い、古文では「小さくて愛らしい」「かわいい」という意味で使われます。子どもや小動物などに対して使われることが多い言葉です。
「月のころはさらなり。」の「さらなり」はどのような意味か。
【解説】
「さらなり」は「もちろん」「言うまでもなく」という意味です。「月夜が美しいことは言うまでもない」という意味で使われています。
「冬はつとめて。」の「つとめて」はどの時間帯を表すか。
【解説】
「つとめて」は「朝早く」という意味です。『枕草子』では、冬の早朝の寒さや静けさを美しいものとして描いています。
「火桶の火も白き灰がちになりてわろし。」の「わろし」はどのような意味か。
【解説】
「わろし」は「悪い」「よくない」という意味です。昼になって火が弱くなった様子を、作者は「趣がなくなった」と感じているのです。
「いと小さき塵のありけるを」の「いと」はどのような意味か。
【解説】
「いと」は程度を強める言葉で、「とても」「たいへん」という意味です。古文では非常によく出る重要語です。
「炭もて渡るもいとつきづきし。」の「つきづきし」はどのような意味か。
【解説】
「つきづきし」は、「よく合っている」「ふさわしい」という意味です。冬の寒い朝に炭を運ぶ様子が、冬らしくてぴったりだと感じているのです。
「こゑ高く鳴く。」の「こゑ」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
歴史的仮名遣いの「ゑ」は、現代では「え」と読みます。「こゑ」は現代では「こえ」と書きます。
「ぢしんが起こる。」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
歴史的仮名遣いの「ぢ」は、現代では「じ」と書くことが多いです。「ぢしん」は現代では「じしん」になります。
「かむなづき」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
歴史的仮名遣いの「む」は、現代では「ん」と読むことがあります。「かむなづき」は「かんなづき」となります。
「あはれ」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
語頭以外の「は」は、現代仮名遣いでは「わ」と読むことがあります。そのため「あはれ」は「あわれ」となります。
「思ふ」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
語頭以外の「ふ」は、現代仮名遣いでは「う」と読むことがあります。そのため「思ふ」は「思う」となります。
「ざいくわ」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
「くわ」は、現代仮名遣いでは「か」と読むことがあります。そのため「ざいくわ」は「ざいか」となります。
「やうす」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
「あ段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「お段+う」に変わります。「やうす」は「ようす」と読みます。
「ちうや」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
「い段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「ゅう」の形に変わります。「ちうや」は「ちゅうや」となります。
「てふてふ」を現代仮名遣いに直しなさい。
【解説】
「え段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「ょう」に変わります。「てふてふ」は現代では「ちょうちょう」と読みます。
答え
古文単語
風情がある・趣がある【解説】
「をかし」は、古文では「おもしろい」という意味ではなく、「趣がある」「しみじみと美しい」という意味で使われます。『枕草子』では、自然の美しさや季節の変化を感じる場面でよく使われています。
「うつくしきもの 瓜にかきたるちごの顔。」の「うつくしき」はどのような意味か。
答え
古文単語
かわいらしい【解説】
現代語の「美しい」とは少し違い、古文では「小さくて愛らしい」「かわいい」という意味で使われます。子どもや小動物などに対して使われることが多い言葉です。
「月のころはさらなり。」の「さらなり」はどのような意味か。
答え
古文単語
言うまでもない【解説】
「さらなり」は「もちろん」「言うまでもなく」という意味です。「月夜が美しいことは言うまでもない」という意味で使われています。
「冬はつとめて。」の「つとめて」はどの時間帯を表すか。
答え
古文単語
早朝【解説】
「つとめて」は「朝早く」という意味です。『枕草子』では、冬の早朝の寒さや静けさを美しいものとして描いています。
「火桶の火も白き灰がちになりてわろし。」の「わろし」はどのような意味か。
答え
古文単語
よろしくない【解説】
「わろし」は「悪い」「よくない」という意味です。昼になって火が弱くなった様子を、作者は「趣がなくなった」と感じているのです。
「いと小さき塵のありけるを」の「いと」はどのような意味か。
答え
古文単語
とても【解説】
「いと」は程度を強める言葉で、「とても」「たいへん」という意味です。古文では非常によく出る重要語です。
「炭もて渡るもいとつきづきし。」の「つきづきし」はどのような意味か。
答え
古文単語
似つかわしい【解説】
「つきづきし」は、「よく合っている」「ふさわしい」という意味です。冬の寒い朝に炭を運ぶ様子が、冬らしくてぴったりだと感じているのです。
「こゑ高く鳴く。」の「こゑ」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(基本)
こえ【解説】
歴史的仮名遣いの「ゑ」は、現代では「え」と読みます。「こゑ」は現代では「こえ」と書きます。
「ぢしんが起こる。」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(基本)
じしん【解説】
歴史的仮名遣いの「ぢ」は、現代では「じ」と書くことが多いです。「ぢしん」は現代では「じしん」になります。
「かむなづき」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(基本)
かんなづき【解説】
歴史的仮名遣いの「む」は、現代では「ん」と読むことがあります。「かむなづき」は「かんなづき」となります。
「あはれ」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(基本)
あわれ【解説】
語頭以外の「は」は、現代仮名遣いでは「わ」と読むことがあります。そのため「あはれ」は「あわれ」となります。
「思ふ」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(基本)
思う【解説】
語頭以外の「ふ」は、現代仮名遣いでは「う」と読むことがあります。そのため「思ふ」は「思う」となります。
「ざいくわ」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(発展)
ざいか【解説】
「くわ」は、現代仮名遣いでは「か」と読むことがあります。そのため「ざいくわ」は「ざいか」となります。
「やうす」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(発展)
ようす【解説】
「あ段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「お段+う」に変わります。「やうす」は「ようす」と読みます。
「ちうや」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(発展)
ちゅうや【解説】
「い段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「ゅう」の形に変わります。「ちうや」は「ちゅうや」となります。
「てふてふ」を現代仮名遣いに直しなさい。
答え
歴史的仮名遣い(発展)
ちょうちょう【解説】
「え段+う(ふ)」は、現代仮名遣いでは「ょう」に変わります。「てふてふ」は現代では「ちょうちょう」と読みます。
