北山文化と東山文化
教科書 本文
幕府が鎌倉から京都に移ったことにより、禅宗や大陸の影響を受けていた武家の文化は、
京都の公家の文化と混じり合っていきました。
足利義満が京都の北山につくらせた金閣は、公家の寝殿造と、
武家の禅宗の寺の様式が、組み合わされてできています。
義満のころの文化を北山文化といいます。
さらに、南北朝時代の農村や都市でも新たな文化が生まれて、
武家や公家に影響を与えていきました。
村や寺社などで行われていた猿楽や田楽などの芸能から能が生まれ、
能の合間には人々の失敗などを題材にした喜劇が演じられ、狂言となりました。
能は足利義満の保護を受けた、観阿弥と、世阿弥によって完成し、
その後も歴代将軍に愛されて、洗練されていきました。
室町幕府も禅宗を保護し、禅僧は日明貿易の使者としても活躍するようになりました。
そのため、室町時代の後半には、再び禅宗の影響が強まりました。
応仁の乱以後の混乱に、背を向けた足利義政は、
京都の東山に、禅宗の影響を受けた、質素で気品ある銀閣をつくりました。
このころの文化を東山文化といいます。
銀閣には寝殿造ではなく、禅僧の住まいをまねた、書院造が取り入れられました。
書院造には床の間があり、そこでは生け花や茶の湯の文化が育まれました。
龍安寺などの禅宗寺院では、砂や岩などで自然を表現した、
枯山水という庭園がつくられ、
こうした庭園づくりには河原者が優れた手腕を発揮しました。
また、武家や公家は、貿易などによって得た中国の絵画や、
陶磁器などを唐物とよんで好みました。
そのなかには墨一色で描かれた水墨画もあり、
明で水墨画を学び、日本の風景を巧みに描いた雪舟のような禅僧も現れました。
京都の公家の文化と混じり合っていきました。
足利義満が京都の北山につくらせた金閣は、公家の寝殿造と、
武家の禅宗の寺の様式が、組み合わされてできています。
義満のころの文化を北山文化といいます。
さらに、南北朝時代の農村や都市でも新たな文化が生まれて、
武家や公家に影響を与えていきました。
村や寺社などで行われていた猿楽や田楽などの芸能から能が生まれ、
能の合間には人々の失敗などを題材にした喜劇が演じられ、狂言となりました。
能は足利義満の保護を受けた、観阿弥と、世阿弥によって完成し、
その後も歴代将軍に愛されて、洗練されていきました。
室町幕府も禅宗を保護し、禅僧は日明貿易の使者としても活躍するようになりました。
そのため、室町時代の後半には、再び禅宗の影響が強まりました。
応仁の乱以後の混乱に、背を向けた足利義政は、
京都の東山に、禅宗の影響を受けた、質素で気品ある銀閣をつくりました。
このころの文化を東山文化といいます。
銀閣には寝殿造ではなく、禅僧の住まいをまねた、書院造が取り入れられました。
書院造には床の間があり、そこでは生け花や茶の湯の文化が育まれました。
龍安寺などの禅宗寺院では、砂や岩などで自然を表現した、
枯山水という庭園がつくられ、
こうした庭園づくりには河原者が優れた手腕を発揮しました。
また、武家や公家は、貿易などによって得た中国の絵画や、
陶磁器などを唐物とよんで好みました。
そのなかには墨一色で描かれた水墨画もあり、
明で水墨画を学び、日本の風景を巧みに描いた雪舟のような禅僧も現れました。
教科書 要約
室町時代の文化の特徴
幕府が鎌倉から京都に移ったことで、
禅宗や大陸の影響を受けていた武家の文化が、
京都の公家の文化と混じり合って発展しました。
足利義満
室町幕府の将軍で、北山に金閣を建て、
文化の発展を強く進めた人物です。
金閣
京都の北山につくられた建物で、
公家の寝殿造と、武家の禅宗寺院の様式が、
組み合わされてできています。
北山文化
足利義満のころに栄えた文化で、
武家の文化と公家の文化が調和した、
華やかな文化です。
南北朝時代の文化
農村や都市でも新しい文化が生まれ、
それが武家や公家の文化にも影響を与えました。
猿楽・田楽
村や寺社で行われていた芸能で、
これらをもとに能が生まれました。
能
猿楽や田楽から発展した芸能で、
足利義満の保護を受けた観阿弥と世阿弥によって完成しました。
狂言
能の合間に演じられた喜劇で、
人々の失敗や日常の出来事を題材にしています。
観阿弥・世阿弥
能を完成させた親子で、
能を洗練された芸能へと高めました。
禅宗
室町幕府に保護された仏教で、
文化や芸術に大きな影響を与えました。
禅僧
禅宗の僧で、
日明貿易の使者としても活躍しました。
足利義政
応仁の乱後、政治から離れ、
東山に銀閣を建てて文化を重んじた将軍です。
銀閣
京都の東山につくられた、
禅宗の影響を受けた質素で気品ある建物です。
東山文化
足利義政のころに栄えた文化で、
落ち着きと簡素さを大切にした文化です。
書院造
禅僧の住まいをまねた建築様式で、
銀閣に取り入れられ、のちの日本住宅の基本となりました。
床の間
書院造に設けられた空間で、
生け花や茶の湯の文化が育まれました。
枯山水
砂や岩を使って自然を表現した庭園で、
龍安寺などの禅宗寺院につくられました。
河原者
枯山水の庭園づくりで、
すぐれた技術を発揮した人々です。
唐物
貿易によってもたらされた中国の絵画や陶磁器で、
武家や公家に好まれました。
水墨画
墨一色で描かれた絵画で、
禅宗の影響を受けた芸術です。
雪舟
明で水墨画を学び、
日本の風景を巧みに描いた禅僧です。
幕府が鎌倉から京都に移ったことで、
禅宗や大陸の影響を受けていた武家の文化が、
京都の公家の文化と混じり合って発展しました。
足利義満
室町幕府の将軍で、北山に金閣を建て、
文化の発展を強く進めた人物です。
金閣
京都の北山につくられた建物で、
公家の寝殿造と、武家の禅宗寺院の様式が、
組み合わされてできています。
北山文化
足利義満のころに栄えた文化で、
武家の文化と公家の文化が調和した、
華やかな文化です。
南北朝時代の文化
農村や都市でも新しい文化が生まれ、
それが武家や公家の文化にも影響を与えました。
猿楽・田楽
村や寺社で行われていた芸能で、
これらをもとに能が生まれました。
能
猿楽や田楽から発展した芸能で、
足利義満の保護を受けた観阿弥と世阿弥によって完成しました。
狂言
能の合間に演じられた喜劇で、
人々の失敗や日常の出来事を題材にしています。
観阿弥・世阿弥
能を完成させた親子で、
能を洗練された芸能へと高めました。
禅宗
室町幕府に保護された仏教で、
文化や芸術に大きな影響を与えました。
禅僧
禅宗の僧で、
日明貿易の使者としても活躍しました。
足利義政
応仁の乱後、政治から離れ、
東山に銀閣を建てて文化を重んじた将軍です。
銀閣
京都の東山につくられた、
禅宗の影響を受けた質素で気品ある建物です。
東山文化
足利義政のころに栄えた文化で、
落ち着きと簡素さを大切にした文化です。
書院造
禅僧の住まいをまねた建築様式で、
銀閣に取り入れられ、のちの日本住宅の基本となりました。
床の間
書院造に設けられた空間で、
生け花や茶の湯の文化が育まれました。
枯山水
砂や岩を使って自然を表現した庭園で、
龍安寺などの禅宗寺院につくられました。
河原者
枯山水の庭園づくりで、
すぐれた技術を発揮した人々です。
唐物
貿易によってもたらされた中国の絵画や陶磁器で、
武家や公家に好まれました。
水墨画
墨一色で描かれた絵画で、
禅宗の影響を受けた芸術です。
雪舟
明で水墨画を学び、
日本の風景を巧みに描いた禅僧です。
一問一答形式(理解・暗記)15問
Q1. 幕府が鎌倉からどこへ移ったことで、武家の文化が公家の文化と混じり合ったか。答え
京都
Q2. 武家の文化が強く受けていた宗教は何か。
答え
禅宗
Q3. 足利義満が京都の北山につくらせた建物は何か。
答え
金閣
Q4. 金閣に組み合わされた、公家の建築様式は何か。
答え
寝殿造
Q5. 金閣に組み合わされた、武家の禅宗寺院の様式は何か。
答え
禅宗の寺の様式
Q6. 足利義満のころの文化を何というか。
答え
北山文化
Q7. 村や寺社で行われていた猿楽や田楽などから生まれた芸能は何か。
答え
能
Q8. 能の合間に演じられた、人々の失敗などを題材にした喜劇を何というか。
答え
狂言
Q9. 能を完成させた人物2人はだれか。
答え
観阿弥と世阿弥
Q10. 室町幕府が保護し、室町時代後半に影響が再び強まった宗教は何か。
答え
禅宗
Q11. 禅僧が日明貿易で担った役割は何か。
答え
使者
Q12. 応仁の乱以後の混乱に背を向け、京都の東山に銀閣をつくった将軍はだれか。
答え
足利義政
Q13. 足利義政のころの文化を何というか。
答え
東山文化
Q14. 銀閣に取り入れられた、禅僧の住まいをまねた建築様式は何か。
答え
書院造
Q15. 書院造にあり、生け花や茶の湯の文化が育まれた場所は何か。
答え
床の間
テストに出やすい問題(形式いろいろ)15問
Q16.(選択)北山文化の中心人物として正しいものを選べ。ア:足利義政 イ:足利義満 ウ:源頼朝
答え
イ
Q17.(選択)東山文化の中心人物として正しいものを選べ。
ア:足利義政 イ:足利義満 ウ:織田信長
答え
ア
Q18.(対応)建物と文化の組み合わせとして正しいものを選べ。
ア:金閣―北山文化 イ:金閣―東山文化 ウ:銀閣―北山文化
答え
ア
Q19.(対応)建物と文化の組み合わせとして正しいものを選べ。
ア:銀閣―東山文化 イ:銀閣―北山文化 ウ:金閣―東山文化
答え
ア
Q20.(穴うめ)金閣は公家の( ① )と武家の禅宗寺院の様式が組み合わされている。
答え
①寝殿造
Q21.(穴うめ)銀閣には寝殿造ではなく( )が取り入れられた。
答え
書院造
Q22.(正誤)能は猿楽や田楽などの芸能から生まれ、能の合間の喜劇が狂言となった。
答え
正
Q23.(短答)能を完成させ、歴代将軍に愛されて洗練された芸能の中心人物2人を答えよ。
答え
観阿弥と世阿弥
Q24.(選択)禅僧が活躍した日明貿易での役割として正しいものを選べ。
ア:使者 イ:征夷大将軍 ウ:関白
答え
ア
Q25.(短答)龍安寺などでつくられ、砂や岩で自然を表現した庭園を何というか。
答え
枯山水
Q26.(短答)枯山水などの庭園づくりで優れた手腕を発揮した人々を何というか。
答え
河原者
Q27.(選択)武家や公家が好み、中国の絵画や陶磁器などを何とよんだか。
ア:唐物 イ:国風 ウ:天平
答え
ア
Q28.(穴うめ)墨一色で描かれた絵を( )という。
答え
水墨画
Q29.(短答)明で水墨画を学び、日本の風景を巧みに描いた禅僧はだれか。
答え
雪舟
Q30.(まとめ)室町時代後半に再び影響が強まったものとして最も適切なものを選べ。
ア:禅宗 イ:神道 ウ:仏教の禁止
答え
ア
庶民の間に広がった文化
教科書 本文
人々の寄合、集まりも、この時代の文化を育てました。
和歌の上の句と下の句を別の人が次々によみ継ぐ連歌は、元は貴族の遊びでしたが、
寄合にふさわしい文化として、地方の武士などの間で流行し、
諸国を旅する連歌師によって広められました。
また、鎌倉時代に、栄西が伝えた茶を飲む習慣もこのころに広まり、
茶の種類を当て合う集まりなどが開かれ、茶の湯の先駆けとなりました。
さらに、浦島太郎や、一寸法師など、英雄や高僧から庶民までが登場し、
動植物を擬人化させた、お伽草子とよばれる絵入りの物語もつくられました。
それらには、都市の生活や食文化、開発・戦乱・災害など、
当時の環境が色濃く反映されていました。
和歌の上の句と下の句を別の人が次々によみ継ぐ連歌は、元は貴族の遊びでしたが、
寄合にふさわしい文化として、地方の武士などの間で流行し、
諸国を旅する連歌師によって広められました。
また、鎌倉時代に、栄西が伝えた茶を飲む習慣もこのころに広まり、
茶の種類を当て合う集まりなどが開かれ、茶の湯の先駆けとなりました。
さらに、浦島太郎や、一寸法師など、英雄や高僧から庶民までが登場し、
動植物を擬人化させた、お伽草子とよばれる絵入りの物語もつくられました。
それらには、都市の生活や食文化、開発・戦乱・災害など、
当時の環境が色濃く反映されていました。
教科書 要約
寄合
人々が集まって話し合いや行事を行う集まりで、
室町時代の文化を育てる大切な場となりました。
連歌
和歌の上の句と下の句を、別の人が次々によみ継ぐ文芸です。
もとは貴族の遊びでしたが、
寄合に合った文化として地方の武士の間にも広まりました。
連歌師
諸国を旅しながら連歌を広めた人々で、
連歌が全国に広がるきっかけをつくりました。
茶の湯のはじまり
鎌倉時代に栄西が伝えた、茶を飲む習慣が室町時代に広まりました。
茶の種類を当て合う集まりなどが開かれ、
のちの茶の湯文化の先駆けとなりました。
栄西
鎌倉時代に中国から茶を伝えた僧で、
その習慣が室町時代に広く定着しました。
お伽草子
浦島太郎や一寸法師など、
英雄から庶民までが登場する絵入りの物語です。
動植物を人のようにえがいた話も多くつくられました。
室町時代の庶民文化の特徴
都市の生活や食文化、開発や戦乱、災害など、
当時の人々のくらしや社会のようすが、
物語や芸能の中に色濃く反映されていました。
人々が集まって話し合いや行事を行う集まりで、
室町時代の文化を育てる大切な場となりました。
連歌
和歌の上の句と下の句を、別の人が次々によみ継ぐ文芸です。
もとは貴族の遊びでしたが、
寄合に合った文化として地方の武士の間にも広まりました。
連歌師
諸国を旅しながら連歌を広めた人々で、
連歌が全国に広がるきっかけをつくりました。
茶の湯のはじまり
鎌倉時代に栄西が伝えた、茶を飲む習慣が室町時代に広まりました。
茶の種類を当て合う集まりなどが開かれ、
のちの茶の湯文化の先駆けとなりました。
栄西
鎌倉時代に中国から茶を伝えた僧で、
その習慣が室町時代に広く定着しました。
お伽草子
浦島太郎や一寸法師など、
英雄から庶民までが登場する絵入りの物語です。
動植物を人のようにえがいた話も多くつくられました。
室町時代の庶民文化の特徴
都市の生活や食文化、開発や戦乱、災害など、
当時の人々のくらしや社会のようすが、
物語や芸能の中に色濃く反映されていました。
一問一答形式(理解・暗記)10問
Q1. 人々の寄合や集まりは、この時代の何を育てたか。答え
文化
Q2. 和歌の上の句と下の句を別の人が次々によみ継ぐものを何というか。
答え
連歌
Q3. 連歌は元はだれの遊びだったか。
答え
貴族
Q4. 連歌は寄合にふさわしい文化として、主にだれの間で流行したか。
答え
地方の武士など
Q5. 連歌はだれによって広められたか。
答え
諸国を旅する連歌師
Q6. 鎌倉時代に茶を伝えた人物はだれか。
答え
栄西
Q7. 茶の種類を当て合う集まりは、のちの何の先駆けとなったか。
答え
茶の湯
Q8. 浦島太郎や一寸法師などの絵入りの物語を何というか。
答え
お伽草子
Q9. お伽草子では、動植物がどのように描かれたか。
答え
擬人化された
Q10. お伽草子には、都市の生活や食文化のほかに、どのようなことが反映されていたか。2つ答えよ。
答え
開発・戦乱・災害(のうち2つ)
テストに出やすい問題(形式いろいろ)10問
Q11.(選択)連歌の説明として正しいものを選べ。ア:同じ人が上の句と下の句をすべて作る
イ:別の人が上の句と下の句を次々によみ継ぐ
ウ:絵だけで物語を伝える
答え
イ
Q12.(穴うめ)連歌は元は( )の遊びだったが、地方の武士の間で流行した。
答え
貴族
Q13.(選択)茶を伝えた人物として正しいものを選べ。
ア:栄西 イ:鑑真 ウ:世阿弥
答え
ア
Q14.(正誤)茶の種類を当て合う集まりは、茶の湯の先駆けとなった。
答え
正
Q15.(選択)お伽草子の特徴として正しいものを選べ。
ア:絵入りの物語で、動植物が擬人化されることがある
イ:武士の法律をまとめた書物である
ウ:地図だけでできた本である
答え
ア
Q16.(並べかえ)連歌が広まった流れとして正しい順に並べよ。
a:地方の武士の間で流行する
b:貴族の遊びとして始まる
c:旅する連歌師が広める
答え
b → a → c
Q17.(短答)お伽草子に登場する人物の例を2つ答えよ。
答え
浦島太郎・一寸法師
Q18.(穴うめ)動植物を人間のように表すことを( )という。
答え
擬人化
Q19.(記述)お伽草子に当時のようすが反映された例を、30字以内で説明せよ。
答え
例:都市の生活や食文化、戦乱や災害などが描かれた。
Q20.(まとめ)寄合が文化を育てた例として最も適切なものを選べ。
ア:連歌や茶を楽しむ集まりが広まった
イ:海外貿易が完全に止まった
ウ:武士だけが文字を学んだ
答え
ア
現代につながる生活樣式
教科書 本文
室町時代に生まれた文化や習慣は、現在にも引き継がれています。
盆踊りはこのころの念仏踊りから生まれ、民衆の間で正月や節分、
端午の節句、七夕などの年中行事が行われるようになりました。
衣服は、男性が烏帽子を着けなくなるなど、全体に簡単なものになりました。
またそれまでの麻に加えて、15世紀後半になると、保温性や吸湿性に優れ、
丈夫で肌触りのよい木綿が、しだいに庶民の衣服にも用いられるようになりました。
食生活では、禅宗寺院でつくられていたうどんやそうめんなどのめん類、
豆腐、こんにゃく、みそなどの食品が広く食べられるようになりました。
住居では、畳を敷き詰めた部屋も現れ、書院造は後に住宅の基本となっていきました。
「わび」や「さび」といった日本的な感覚も、このころに育まれました。
盆踊りはこのころの念仏踊りから生まれ、民衆の間で正月や節分、
端午の節句、七夕などの年中行事が行われるようになりました。
衣服は、男性が烏帽子を着けなくなるなど、全体に簡単なものになりました。
またそれまでの麻に加えて、15世紀後半になると、保温性や吸湿性に優れ、
丈夫で肌触りのよい木綿が、しだいに庶民の衣服にも用いられるようになりました。
食生活では、禅宗寺院でつくられていたうどんやそうめんなどのめん類、
豆腐、こんにゃく、みそなどの食品が広く食べられるようになりました。
住居では、畳を敷き詰めた部屋も現れ、書院造は後に住宅の基本となっていきました。
「わび」や「さび」といった日本的な感覚も、このころに育まれました。
教科書 要約
室町時代の文化
室町時代に生まれた文化や生活の習慣は、現在の日本のくらしにも多く引き継がれている。
盆踊り
念仏を唱えながら踊る念仏踊りから生まれ、室町時代に民衆の間で広まった踊り。
年中行事
正月、節分、端午の節句、七夕など、一年の中で決まった時期に行われる行事。 室町時代に民衆の生活の中に定着した。
衣服の変化
男性が烏帽子を着けなくなるなど、服装は全体に簡単なものへと変化した。
木綿
15世紀後半から広まった、保温性・吸湿性にすぐれ、丈夫で肌触りのよい布。 それまでの麻に代わり、庶民の衣服にも使われるようになった。
食生活の変化
禅宗寺院でつくられていた、うどん・そうめんなどのめん類、豆腐、こんにゃく、みそなどが、 広く人々に食べられるようになった。
書院造
畳を敷きつめた部屋をもつ住宅の様式。 室町時代に広まり、のちに日本の住宅の基本となった。
わび・さび
質素さや静けさの中に美しさを見いだす、日本的な美意識。 室町時代に育まれ、その後の日本文化に大きな影響を与えた。
室町時代に生まれた文化や生活の習慣は、現在の日本のくらしにも多く引き継がれている。
盆踊り
念仏を唱えながら踊る念仏踊りから生まれ、室町時代に民衆の間で広まった踊り。
年中行事
正月、節分、端午の節句、七夕など、一年の中で決まった時期に行われる行事。 室町時代に民衆の生活の中に定着した。
衣服の変化
男性が烏帽子を着けなくなるなど、服装は全体に簡単なものへと変化した。
木綿
15世紀後半から広まった、保温性・吸湿性にすぐれ、丈夫で肌触りのよい布。 それまでの麻に代わり、庶民の衣服にも使われるようになった。
食生活の変化
禅宗寺院でつくられていた、うどん・そうめんなどのめん類、豆腐、こんにゃく、みそなどが、 広く人々に食べられるようになった。
書院造
畳を敷きつめた部屋をもつ住宅の様式。 室町時代に広まり、のちに日本の住宅の基本となった。
わび・さび
質素さや静けさの中に美しさを見いだす、日本的な美意識。 室町時代に育まれ、その後の日本文化に大きな影響を与えた。
一問一答形式(理解・暗記)10問
Q1. 室町時代に生まれた文化や習慣は、現在ではどうなっているか。答え
現在にも引き継がれている
Q2. 盆踊りはこのころの何から生まれたか。
答え
念仏踊り
Q3. 民衆の間で行われるようになった年中行事を2つ答えよ。
答え
正月・節分・端午の節句・七夕(のうち2つ)
Q4. 衣服は室町時代にどのように変化したか。
答え
全体に簡単なものになった
Q5. 男性の服装の変化として、何を着けなくなったか。
答え
烏帽子
Q6. 15世紀後半から庶民の衣服にも用いられるようになった素材は何か。
答え
木綿
Q7. 木綿の特徴を2つ答えよ。
答え
保温性や吸湿性に優れる/丈夫/肌触りがよい(のうち2つ)
Q8. 禅宗寺院でつくられていた食品で、広く食べられるようになったものを2つ答えよ。
答え
うどん・そうめん(めん類)/豆腐/こんにゃく/みそ(のうち2つ)
Q9. 住居で現れた、畳をどうした部屋か。
答え
畳を敷き詰めた部屋
Q10. 後に住宅の基本となっていった建築様式は何か。
答え
書院造
テストに出やすい問題(形式いろいろ)10問
Q11.(選択)室町時代の生活文化について正しいものを選べ。ア:室町時代の文化や習慣は現在に残っていない
イ:室町時代の文化や習慣は現在にも引き継がれている
ウ:室町時代には年中行事がなくなった
答え
イ
Q12.(穴うめ)盆踊りは( )から生まれた。
答え
念仏踊り
Q13.(選択)民衆の年中行事として正しい組み合わせを選べ。
ア:正月・節分・端午の節句・七夕
イ:クリスマス・ハロウィン・感謝祭・復活祭
ウ:王の即位式・騎士の叙任式・十字軍遠征
答え
ア
Q14.(正誤)室町時代、男性は烏帽子を着けなくなるなど、衣服は簡単なものになった。
答え
正
Q15.(選択)15世紀後半に庶民の衣服にも用いられるようになった素材はどれか。
ア:麻 イ:木綿 ウ:羊毛
答え
イ
Q16.(穴うめ)木綿は( ① )性や( ② )性に優れ、丈夫で肌触りがよい。
答え
①保温 ②吸湿
Q17.(選択)禅宗寺院でつくられていた食品として正しいものを選べ。
ア:うどんやそうめん、豆腐、こんにゃく、みそ
イ:パンやチーズ、バター
ウ:とうもろこし、じゃがいも
答え
ア
Q18.(穴うめ)住居では畳を( )た部屋も現れた。
答え
敷き詰め
Q19.(短答)「わび」や「さび」といった感覚はいつごろ育まれたか。
答え
室町時代
Q20.(まとめ)次のうち、室町時代の住居の変化として最も適切なものを選べ。
ア:書院造が後に住宅の基本になった
イ:家はすべて石造になった
ウ:畳が使われなくなった
答え
ア
室町文化 / 暗記ソング
京都へ移る 幕府の都
武家と公家が まじり合う
鎌倉から京都へ 舞台はチェンジ
禅と大陸 武家のエッセンス
公家の文化と とけ合って
義満の時代 花ひらく
北山文化 覚えよう
金色かがやく 金閣だ
寝殿造と 禅宗様式
ミックスされた 美のかたち
猿楽 田楽 そこから生まれ
能と狂言 舞台に立つ
観阿弥・世阿弥 完成させ
将軍たちに 愛された
北山文化は 義満! 金閣!
能は 観阿弥・世阿弥!
禅宗保護で 文化が広がる
室町文化 ここがテストに出る!
時代は進み 応仁の乱
世をはなれた 義政(よしまさ)
東山に建つ 静かな美
静かにかがやく 銀閣だ
東山文化 キーワード
質素で気品の わびとさび
寝殿じゃないよ 書院造
床の間がある 新しい家
砂と岩で 自然を描く
枯山水 龍安寺
作った人は 河原者
職人技が 光る庭
東山文化は 義政! 銀閣!
書院造と 床の間!
枯山水 水墨画
雪舟のなまえ 忘れない
中国の宝 唐物
水墨画は 墨一色
明で学んだ その人は
日本の景色を描く 雪舟
寄合で生まれた 文化
連歌はみんなで つないでく
お伽草子 絵入りの話
庶民の世界が えがかれる
念仏踊りが 盆踊り
年中行事が 広がった
衣は木綿 あたたかく
食はうどんと 豆腐と味噌
北山=義満・金閣!
東山=義政・銀閣!
能は観阿弥・世阿弥
水墨画は 雪舟!
書院造・床の間
わびとさびの 日本の美
室町文化 今につながる
テストはこれで 勝てる!
武家と公家が まじり合う
鎌倉から京都へ 舞台はチェンジ
禅と大陸 武家のエッセンス
公家の文化と とけ合って
義満の時代 花ひらく
北山文化 覚えよう
金色かがやく 金閣だ
寝殿造と 禅宗様式
ミックスされた 美のかたち
猿楽 田楽 そこから生まれ
能と狂言 舞台に立つ
観阿弥・世阿弥 完成させ
将軍たちに 愛された
北山文化は 義満! 金閣!
能は 観阿弥・世阿弥!
禅宗保護で 文化が広がる
室町文化 ここがテストに出る!
時代は進み 応仁の乱
世をはなれた 義政(よしまさ)
東山に建つ 静かな美
静かにかがやく 銀閣だ
東山文化 キーワード
質素で気品の わびとさび
寝殿じゃないよ 書院造
床の間がある 新しい家
砂と岩で 自然を描く
枯山水 龍安寺
作った人は 河原者
職人技が 光る庭
東山文化は 義政! 銀閣!
書院造と 床の間!
枯山水 水墨画
雪舟のなまえ 忘れない
中国の宝 唐物
水墨画は 墨一色
明で学んだ その人は
日本の景色を描く 雪舟
寄合で生まれた 文化
連歌はみんなで つないでく
お伽草子 絵入りの話
庶民の世界が えがかれる
念仏踊りが 盆踊り
年中行事が 広がった
衣は木綿 あたたかく
食はうどんと 豆腐と味噌
北山=義満・金閣!
東山=義政・銀閣!
能は観阿弥・世阿弥
水墨画は 雪舟!
書院造・床の間
わびとさびの 日本の美
室町文化 今につながる
テストはこれで 勝てる!
