理科教科書 100ページ 3 生物のからだと細胞

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教科書









生物のからだと細胞

Q1. からだが1つの細胞からできている生物を何というか。
答え
単細胞生物
【解説】
単細胞生物は、1個の細胞だけでできている生物である。
細胞1つで、栄養を取り入れる、動く、増えるなど、すべての生命活動を行っている。
ゾウリムシ、ミカヅキモ、アメーバなどが代表例である。
「単」は「1つ」という意味なので、「単細胞=細胞1個」と覚えると理解しやすい。

Q2. 多くの細胞が集まってできている生物を何というか。
答え
多細胞生物
【解説】
多細胞生物は、多数の細胞が集まってできている生物である。
ヒトやイヌ、サクラなど、身近な大きな生物の多くが多細胞生物である。
細胞ごとに役割分担があり、栄養を吸収する細胞、体を動かす細胞など、それぞれ専門のはたらきをしている。
「多」は「たくさん」という意味なので、「多細胞=細胞がたくさん」と覚える。

Q3. 次のうち、多細胞生物を1つ選びなさい。
ミカヅキモ・ゾウリムシ・ミジンコ・アメーバ
答え
ミジンコ
【解説】
ミジンコは小さな生物だが、多くの細胞でできている多細胞生物である。
一方、ミカヅキモ、ゾウリムシ、アメーバは1つの細胞だけでできている単細胞生物である。
生物の大きさではなく、「細胞が何個あるか」で分類することが重要である。
ミジンコには消化や運動などの役割を分担する器官がある。

Q4. 多細胞生物で、同じはたらきをする細胞が集まったものを何というか。
答え
組織
【解説】
組織とは、同じようなはたらきをする細胞が集まったものである。
例えば、筋肉を動かす筋細胞が集まると筋組織になる。
また、栄養を吸収する細胞が集まると上皮組織になる。
細胞 → 組織 → 器官 → 個体 の順にまとまりが大きくなることをセットで覚えることが大切である。

Q5. いくつかの組織が集まってできた、特定のはたらきをする部分を何というか。
答え
器官
【解説】
器官とは、複数の組織が集まってできた部分である。
ヒトの小腸や心臓、植物の葉や根などが器官にあたる。
例えば小腸には、栄養を吸収する上皮組織や、動かすための筋組織などが集まっている。
そのため、小腸は器官とよばれる。

Q6. 単細胞生物でも、植物や動物の細胞と共通して見られるつくりを2つ答えなさい。
答え
細胞膜、核
【解説】
単細胞生物でも、細胞膜が細胞のまわりを囲み、その内部に核がある。
細胞膜は細胞を包み、核は生命活動の中心となる部分である。
単細胞生物は1つの細胞だけで生きているが、細胞の基本的なつくりは植物や動物と共通している。
「細胞膜=外側を包む」「核=命令を出す中心」と覚えるとわかりやすい。

Q7. 細胞の内部で、酸素を使って栄養分を分解し、エネルギーを取り出すはたらきを何というか。
答え
細胞の呼吸
【解説】
細胞の呼吸とは、細胞が酸素を使って栄養分を分解し、生きるためのエネルギーを取り出すはたらきである。
ヒトだけでなく、植物や単細胞生物でも行われている。
理科でいう「呼吸」は、肺で息をすることだけではなく、細胞内でエネルギーを作ることを意味する。
テストでは「酸素を使う」という部分が特によく出題される。

Q8. 細胞の呼吸で、エネルギーを取り出すときにできる気体は何か。
答え
二酸化炭素
【解説】
細胞の呼吸では、酸素を使って栄養分を分解すると、エネルギーが取り出される。
そのとき、二酸化炭素と水ができる。
二酸化炭素は不要なものとして体の外へ出される。
「酸素+栄養分 → エネルギー+二酸化炭素+水」の形で覚えると整理しやすい。

Q9. 多細胞生物で、栄養を吸収するはたらきをする細胞を何というか。
答え
上皮細胞
【解説】
上皮細胞は、ヒトの小腸の表面などにあり、栄養を吸収するはたらきをしている。
多細胞生物では、細胞ごとに役割分担があり、上皮細胞は主に物質を取り入れる役割を担当する。
小腸の表面には多くの上皮細胞が並び、効率よく栄養を吸収できるようになっている。

Q10. 多細胞生物で、小腸を動かすはたらきをする細胞を何というか。
答え
筋細胞
【解説】
筋細胞は、縮んだりゆるんだりすることで体を動かす細胞である。
小腸では、筋細胞が動くことで食べ物を運んでいる。
このように、多細胞生物では「吸収する細胞」と「動かす細胞」が分かれており、役割分担が行われている。
単細胞生物との大きな違いの1つである。

Q11. ミカヅキモの緑色の部分にある、光合成を行うつくりを何というか。
答え
葉緑体
【解説】
葉緑体は、植物や植物に近い生物の細胞に見られるつくりで、光合成を行う場所である。
光合成では、光のエネルギーを使って栄養分をつくる。
葉緑体があるため、ミカヅキモは緑色に見える。
植物の細胞に特徴的なつくりとして重要である。

Q12. 多細胞生物では、細胞の数とからだの大きさにはどのような関係があるか。
答え
からだが大きいほど、細胞の数が多い。
【解説】
多細胞生物では、細胞1つ1つの大きさはそれほど変わらない。
そのため、からだが大きくなるほど、細胞の数が増える。
例えば、ヒトは非常に多くの細胞が集まってできている。
「大きい生物=細胞が巨大」ではなく、「細胞の数が多い」と考えることが重要である。

生物のからだと細胞

Q1. 1つの細胞だけでできている生物を何というか。
答え
単細胞生物
【解説】
単細胞生物は、1個の細胞だけで生命活動を行う生物である。
細胞1つで、栄養を取り入れる、動く、増えるなど、すべての活動をしている。
ゾウリムシ、ミカヅキモ、アメーバなどが代表例である。
「単」は「1つ」という意味なので、「単細胞=1つの細胞」と覚えるとわかりやすい。

Q2. 多くの細胞が集まってできている生物を何というか。
答え
多細胞生物
【解説】
多細胞生物は、多くの細胞が集まってできている生物である。
ヒトやイヌ、サクラ、アサガオなど、身近な大きな生物の多くは多細胞生物である。
細胞ごとに役割分担があり、ある細胞は栄養を吸収し、ある細胞は体を動かすなど、それぞれ専門のはたらきをしている。
「多」は「たくさん」という意味なので、「多細胞=細胞がたくさん」と覚える。

Q3. 次のうち、多細胞生物を1つ選びなさい。
ミカヅキモ・ゾウリムシ・ミジンコ・アメーバ
答え
ミジンコ
【解説】
ミジンコは小さな生物だが、多くの細胞でできている多細胞生物である。
一方、ミカヅキモ、ゾウリムシ、アメーバは1つの細胞だけでできている単細胞生物である。
「小さい=単細胞」と思いがちだが、大切なのは細胞の数である。
ミジンコには内臓や筋肉などがあり、役割分担が見られる。

Q4. 多細胞生物で、同じはたらきをする細胞が集まったものを何というか。
答え
組織
【解説】
組織とは、同じようなはたらきをする細胞が集まったもののことである。
例えば、筋肉を動かす細胞が集まったものは筋組織である。
また、栄養を吸収する細胞が集まったものは上皮組織である。
細胞 → 組織 → 器官 → 個体 の順にまとまりが大きくなることを必ず覚える。

Q5. 細胞は栄養分を酸素によって分解し、エネルギーを取り出す。
これを細胞の何というか。
答え
呼吸
【解説】
細胞の呼吸とは、細胞が酸素を使って栄養分を分解し、生きるためのエネルギーを取り出すはたらきである。
ヒトだけでなく、植物や単細胞生物でも行われている。
呼吸というと「肺で息をすること」を思い浮かべやすいが、理科では「細胞の中でエネルギーを取り出すこと」を意味する。
テストでは「酸素を使う」という部分が重要である。

Q6. 細胞の呼吸では、栄養分を分解してエネルギーを取り出すときに、何と水ができるか。
答え
二酸化炭素
【解説】
細胞の呼吸では、酸素を使って栄養分を分解すると、エネルギーが取り出される。
そのとき、不要になったものとして二酸化炭素と水ができる。
この二酸化炭素は、呼吸によって体の外へ出される。
つまり、呼吸は「酸素を取り入れ、二酸化炭素を出す」しくみにつながっている。
「酸素+栄養分 → エネルギー+二酸化炭素+水」の形で覚えると理解しやすい。

Q7. 細胞 → 組織 → 器官 → 個体 の順に並べたとき、胃や小腸は何にあたるか。
答え
器官
【解説】
器官とは、いくつかの組織が集まってできた、特定のはたらきをする部分のことである。
胃や小腸、心臓、肺などが器官である。
例えば小腸には、栄養を吸収する組織や、動かすための筋組織など、いくつかの組織が集まっている。
そのため、小腸は「器官」に分類される。

Q8. ゾウリムシやアメーバのように、1つの細胞で生命活動を行う生物をまとめて何というか。
答え
単細胞生物
【解説】
単細胞生物は、1つの細胞だけで生きている生物である。
ゾウリムシは動いて食物を取り入れ、アメーバは形を変えながら移動する。
どちらも細胞1つだけで生活している点が共通している。
単細胞生物は顕微鏡で観察することが多く、中学理科では頻出である。

教科書 本文
100ページを開いてください。

生物のからだと細胞

問題発見
レッツスタート!
肉眼では見ることができない生物もいるだろうか。
顕微鏡を使って、水中の小さな生物をさがしてみよう(図1)。

地球上にはさまざまな大きさの生物がいる。
30mをこえるクジラのように大きな生物も存在するが、肉眼では見えない小さな生物もいる。
例えば、池や海の水の中にはプランクトン*1とよばれる生物がいる。
プランクトンのからだも細胞からできている。

*1 水中にうかんで生活している生物をプランクトンという。


生物のからだは、どのようにつくられているだろうか。

調べよう
池や水槽の中にいる小さな生物を観察し、大きさを比べよう。
①太さがわかっている細いつり糸などを短く切り、スライドガラスの上に、セロハンテープで固定して、顕微鏡で観察する。
視野のなかでつり糸がどのように見えるか、スケッチして記録する。
②池や水槽などの水を肉眼で観察してから、顕微鏡で観察する試料を集める。
注意。
池や川、海で採取するときは、事故のないようじゅうぶんに注意する。
③スライドガラスに試料をのせ、プレパラートをつくる。
④顕微鏡で観察し、スケッチする。

101ページを開いてください。

水中のプランクトンには、さまざまな形や大きさのものがいる(図2、図3)。
また、色や動きもさまざまである。
太さがわかっているつり糸やシャープペンシルのしんなどを基準にすると、顕微鏡の倍率を変えても大きさを比較することができる。
こうした生物のなかには、からだが1つの細胞からできている単細胞生物がいる。
これに対して93ページで観察したオオカナダモやツユクサ、さらに私たちヒトのように、多くの細胞が集まってからだができている生物は、多細胞生物という。

102ページを開いてください。

単細胞生物の細胞
単細胞生物の細胞でも、細胞膜がまわりを囲んでいて、その内部に核がある。
この点は、植物の細胞や動物の細胞と共通している。
ところが単細胞生物では、1個の細胞の中にからだを動かしたり養分をとりこんだり、なかまをふやしたりするためのしくみがあり、その生物が行う生命活動に必要なしくみが全て備わっている。
同じ単細胞生物でも、図1のゾウリムシとミカヅキモのようにからだ(細胞)のつくりが異なる。
このようなちがいはそれぞれの生物の生息・生育環境や生命活動のちがいと深く関係している。

多細胞生物の細胞
多細胞生物のからだの細胞には、さまざまな形のものが見られ、形やはたらきが同じ細胞が集まって組織をつくる。
さらに、いくつかの組織が集まって1つのまとまったつくりとなり、特定のはたらきをする器官となる。
いくつかの器官が集まり個体となる(図2)。

103ページを開いてください。

単細胞生物と多細胞生物の比較
単細胞生物のゾウリムシは1つの細胞で養分を吸収し、運動している。
これに対し、多細胞生物のヒトでは、養分は小腸の表面にある上皮細胞から吸収されるが、小腸全体の動きは筋細胞によって起こる。
多細胞生物のからだでは、形や大きさ、はたらきの異なる細胞があり、さまざまな役割分担が見られ、単細胞生物よりも複雑な生命活動が行われている。
一方、単細胞生物では、1つの細胞の中にさまざまな構造が発達しており、1つの細胞で生命を営んでいる。
単細胞生物でも多細胞生物でも、細胞の形、大きさ、つくりは、それぞれの活動やはたらきに合ったものになっている(図3)。

細胞が活動するためのエネルギー
単細胞生物でも多細胞生物でも、活動には、エネルギーが使われている。
細胞の内部で、酸素が使われ有機物である養分が分解されることでエネルギーがとり出される。
このようなはたらきを細胞の呼吸という(図4)。
多細胞生物ではひとつひとつの細胞で、細胞の呼吸が行われている。

ウップス 100ページのはてなにたいする自分の考えをまとめよう。
使用するキーワード 細胞 組織 器官
活用
学びをいかして考えよう
多細胞生物のからだの大きさと、細胞の数にはどのような関係があるだろうか。

104ページを開いてください。

ミクロの世界へ
ふつうの顕微鏡では観察しにくい微小な細胞のつくりや、ものの表面をくわしく観察するときには、電子顕微鏡が使われます。
電子顕微鏡の写真は全て白黒ですが、見やすくするためにコンピュータで着色することがあります(右図)。