教科書




動物の細胞と植物の細胞
Q1. 動物のからだも、植物と同じように何が集まってできているか。答え
細胞
【解説】
動物のからだも、植物のからだと同じように細胞が集まってできている。
ヒトやメダカなどの動物も、多数の細胞が集まって体をつくっている。
細胞は生物のからだをつくる基本単位であり、「生物の体は細胞でできている」という考えは非常に重要である。
【解説】
動物のからだも、植物のからだと同じように細胞が集まってできている。
ヒトやメダカなどの動物も、多数の細胞が集まって体をつくっている。
細胞は生物のからだをつくる基本単位であり、「生物の体は細胞でできている」という考えは非常に重要である。
Q2. 動物の細胞を観察するために、よく使われるヒトの体の部分はどこか。
答え
ほおの内側の粘膜
【解説】
ヒトのほおの内側の粘膜はやわらかく、細胞を簡単にとることができるため、観察に使われる。
綿棒で軽くこするだけで細胞を採取できる。
植物とちがい、動物のからだはやわらかいため、うすい切片を作るのが難しい。
そのため、ほおの内側の細胞がよく利用される。
【解説】
ヒトのほおの内側の粘膜はやわらかく、細胞を簡単にとることができるため、観察に使われる。
綿棒で軽くこするだけで細胞を採取できる。
植物とちがい、動物のからだはやわらかいため、うすい切片を作るのが難しい。
そのため、ほおの内側の細胞がよく利用される。
Q3. 動物の細胞を染めて観察すると、丸く見えるつくりは何か。
答え
核
【解説】
核は、細胞の中心となる重要なつくりである。
酢酸オルセインや酢酸カーミンなどの染色液でよく染まるため、観察しやすくなる。
核には、生命活動に必要な情報が含まれている。
植物の細胞にも動物の細胞にも共通して見られる。
【解説】
核は、細胞の中心となる重要なつくりである。
酢酸オルセインや酢酸カーミンなどの染色液でよく染まるため、観察しやすくなる。
核には、生命活動に必要な情報が含まれている。
植物の細胞にも動物の細胞にも共通して見られる。
Q4. 動物の細胞と植物の細胞に共通して見られるつくりを2つ答えなさい。
答え
細胞膜、核
【解説】
植物の細胞と動物の細胞には、どちらにも細胞膜と核がある。
細胞膜は細胞の外側を包む膜であり、核は生命活動の中心となる部分である。
植物と動物ではちがいもあるが、「まず共通点を覚える」ことが重要である。
【解説】
植物の細胞と動物の細胞には、どちらにも細胞膜と核がある。
細胞膜は細胞の外側を包む膜であり、核は生命活動の中心となる部分である。
植物と動物ではちがいもあるが、「まず共通点を覚える」ことが重要である。
Q5. 植物の細胞にあって、動物の細胞には見られないつくりを3つ答えなさい。
答え
細胞壁、葉緑体、液胞
【解説】
植物の細胞には、細胞壁・葉緑体・液胞という特徴的なつくりがある。
細胞壁は細胞を支え、葉緑体は光合成を行い、液胞には水や不要な物質が入っている。
動物の細胞には基本的にこれらは見られない。
テストでは「植物だけにあるつくり」をまとめて問われることが多い。
【解説】
植物の細胞には、細胞壁・葉緑体・液胞という特徴的なつくりがある。
細胞壁は細胞を支え、葉緑体は光合成を行い、液胞には水や不要な物質が入っている。
動物の細胞には基本的にこれらは見られない。
テストでは「植物だけにあるつくり」をまとめて問われることが多い。
Q6. 細胞の外側を包んでいるうすい膜を何というか。
答え
細胞膜
【解説】
細胞膜は、細胞のいちばん外側にあるうすい膜である。
細胞の内部を包み、必要な物質を出し入れするはたらきがある。
植物にも動物にも共通して見られる。
植物では、細胞膜のさらに外側を細胞壁が囲んでいる。
【解説】
細胞膜は、細胞のいちばん外側にあるうすい膜である。
細胞の内部を包み、必要な物質を出し入れするはたらきがある。
植物にも動物にも共通して見られる。
植物では、細胞膜のさらに外側を細胞壁が囲んでいる。
Q7. 核をふくまない部分をまとめて何というか。
答え
細胞質
【解説】
細胞膜の内側で、核を除いた部分を細胞質という。
細胞質には、生命活動に関係するさまざまなつくりが存在している。
葉緑体や液胞も細胞質の中にある。
「細胞膜の内側全部」ではなく、「核を除いた部分」であることがポイントである。
【解説】
細胞膜の内側で、核を除いた部分を細胞質という。
細胞質には、生命活動に関係するさまざまなつくりが存在している。
葉緑体や液胞も細胞質の中にある。
「細胞膜の内側全部」ではなく、「核を除いた部分」であることがポイントである。
Q8. 植物の細胞に見られる、光合成を行うつくりを何というか。
答え
葉緑体
【解説】
葉緑体は、植物の細胞に見られる緑色のつくりである。
ここで光合成が行われ、光のエネルギーを利用して栄養分がつくられる。
植物が緑色に見えるのは、葉緑体があるためである。
動物の細胞には葉緑体は存在しない。
【解説】
葉緑体は、植物の細胞に見られる緑色のつくりである。
ここで光合成が行われ、光のエネルギーを利用して栄養分がつくられる。
植物が緑色に見えるのは、葉緑体があるためである。
動物の細胞には葉緑体は存在しない。
Q9. 植物の細胞で、水や不要な物質などが入っているふくろ状のつくりを何というか。
答え
液胞
【解説】
液胞は、植物の細胞に見られる大きなふくろ状のつくりである。
水や、細胞の活動でできた不要な物質などが入っている。
植物の細胞では発達した液胞が見られることが多い。
液胞があることで、細胞の形を保つことにも役立っている。
【解説】
液胞は、植物の細胞に見られる大きなふくろ状のつくりである。
水や、細胞の活動でできた不要な物質などが入っている。
植物の細胞では発達した液胞が見られることが多い。
液胞があることで、細胞の形を保つことにも役立っている。
Q10. 植物の細胞で、細胞膜の外側にあり、細胞を支える役割をするつくりを何というか。
答え
細胞壁
【解説】
細胞壁は、植物の細胞の外側を囲むかたい壁である。
植物の体を支え、形を保つ役割がある。
動物の細胞には細胞壁がないため、形が変わりやすい。
「細胞膜」と「細胞壁」を混同しないことが重要である。
【解説】
細胞壁は、植物の細胞の外側を囲むかたい壁である。
植物の体を支え、形を保つ役割がある。
動物の細胞には細胞壁がないため、形が変わりやすい。
「細胞膜」と「細胞壁」を混同しないことが重要である。
Q11. 電子顕微鏡で観察すると見られる、細胞の呼吸に関係するつくりを何というか。
答え
ミトコンドリア
【解説】
ミトコンドリアは、酸素を使って養分からエネルギーを取り出す「細胞の呼吸」に関係するつくりである。
植物と動物の両方の細胞に見られる。
電子顕微鏡を使うと、細胞の中にはこのような細かなつくりがあることがわかる。
エネルギーを作る重要な場所なので、「細胞の発電所」と表現されることもある。
【解説】
ミトコンドリアは、酸素を使って養分からエネルギーを取り出す「細胞の呼吸」に関係するつくりである。
植物と動物の両方の細胞に見られる。
電子顕微鏡を使うと、細胞の中にはこのような細かなつくりがあることがわかる。
エネルギーを作る重要な場所なので、「細胞の発電所」と表現されることもある。
Q12. 細胞の中でつくられた物質を、適切な場所ではたらけるようにするつくりを何というか。
答え
ゴルジ体
【解説】
ゴルジ体は、細胞の中でつくられた物質を整理し、運ぶ役割をしている。
植物と動物の両方の細胞に見られる。
電子顕微鏡で観察すると、細胞の中にはさまざまな役割をもつ細かなつくりがあることがわかる。
【解説】
ゴルジ体は、細胞の中でつくられた物質を整理し、運ぶ役割をしている。
植物と動物の両方の細胞に見られる。
電子顕微鏡で観察すると、細胞の中にはさまざまな役割をもつ細かなつくりがあることがわかる。
Q13. 動物の細胞には見られず、植物の細胞に特徴的に見られるつくりを3つ答えなさい。
答え
細胞壁、葉緑体、液胞
【解説】
植物の細胞は、光合成を行い、自分で栄養をつくる必要があるため、葉緑体をもっている。
また、体を支えるために細胞壁があり、水をためる液胞も発達している。
動物の細胞とのちがいを整理して覚えることが重要である。
【解説】
植物の細胞は、光合成を行い、自分で栄養をつくる必要があるため、葉緑体をもっている。
また、体を支えるために細胞壁があり、水をためる液胞も発達している。
動物の細胞とのちがいを整理して覚えることが重要である。
Q14. 動物の細胞と植物の細胞では、どちらに細胞壁があるか。
答え
植物の細胞
【解説】
細胞壁は植物の細胞にだけ見られる。
細胞壁があることで、植物はしっかり立つことができる。
一方、動物の細胞には細胞壁がないため、やわらかく変形しやすい。
植物と動物の細胞の最も重要な違いの1つである。
【解説】
細胞壁は植物の細胞にだけ見られる。
細胞壁があることで、植物はしっかり立つことができる。
一方、動物の細胞には細胞壁がないため、やわらかく変形しやすい。
植物と動物の細胞の最も重要な違いの1つである。
教科書 本文
96ページを開いてください。
2 動物の細胞
植物のからだは、しきりで囲まれた細胞が集まってできていることがわかった。
また、細胞の中には染色液でよく染まる核が見られた。
図1に見られるメダカなどの動物のからだも、植物のからだと同じように、細胞が集まってできている。
?
動物のからだを顕微鏡で観察すると、どのような特徴が見られるだろうか。
植物のからだを観察したときと同じように、動物のからだを顕微鏡で観察するときも、プレパラートを準備する。
動物のからだの細胞を顕微鏡で観察するには、からだのどのような部分を使えばよいだろうか。
構想
調べ方を考えよう
動物のからだの細胞を観察する方法を考え、どのようなものが観察できるか考えてみよう。
動物のからだは、植物に比べてやわらかく、うすい試料をつくるのが難しいことが多い。
そこで、例えば、ヒトの口の内部をおおう部分から、簡単にとることができるものを、顕微鏡観察用の試料として使うとよい。
97ページを開いてください。
観察 2 動物の細胞の観察
観察の目的
顕微鏡を用いて動物のからだの一部の細胞を観察する。
観察したものの特徴をスケッチし、動物の細胞のつくりを明らかにする。
植物の細胞とも比べて共通点と相違点を見つける。
観察の方法
観察する細胞を用意する
① ほおの内側に綿棒を当て、先の部分を軽くこすりとる。
② ①をスライドガラスの表面にこすりつける。
染色していないプレパラートと染色したプレパラートをつくる
③ 染色しないもの:試料に水を2〜3滴たらして、カバーガラスをかける。
④ 染色するもの:試料に染色液を2〜3滴たらして、3〜5分待ち、カバーガラスをかける。
2つのプレパラートを観察して比べる
⑤ 顕微鏡で2つのプレパラートを観察してそれぞれをスケッチし、比べる。
結果の見方
染色していないときと染色したときで、何がちがうか。
考察のポイント
植物の細胞と比較し、細胞のつくりに共通点や相違点があるかを考える。
98ページを開いてください。
私のレポート
・ほおの内側からとった試料を顕微鏡で観察すると、ふくろのようなものが見えた。
・染色したものは、植物の細胞と同じように、中にまるいものが観察できた。
・見えたものの大きさは、植物で観察したものよりも小さかった。
また、植物の細胞とちがい、細胞壁は見られなかった。
観察から
ヒトのほおの内側からとった試料で観察できた細胞は、オオカナダモなどの植物のからだで観察できたものよりも小さく、形も異なっていた。
しかし、その内部には染色液によって染まるまるい核があり、植物の細胞との共通点が見られた。
一方、この細胞のまわりは細胞壁で囲まれておらず、内部に葉緑体も見られなかった。
液胞も見られなかった。
このちがいは、ヒトのほおの細胞に限らず、動物の細胞に共通して見られる特徴である。
細胞のつくりの共通点と相違点
細胞膜と、その内側で核をふくまない部分をまとめて細胞質という。
植物の細胞でも動物の細胞でも、細胞質のいちばん外側には細胞膜がある。
99ページを開いてください。
植物の細胞では、細胞質に緑色の葉緑体や、発達した液胞が見られることがある。
また、細胞膜の外側を細胞壁が囲んでいる。
細胞内には、植物と動物で共通するつくりと、それぞれの細胞を特徴づける異なるつくりが見られる。
!
96ページの?に対する自分の考えをまとめよう。
(使用するキーワード→核、細胞質、細胞膜、葉緑体、液胞、細胞壁)
活用
学びをいかして考えよう
植物の細胞と動物の細胞(図1、図3)の共通点と相違点を表にしてまとめよう。
電子顕微鏡で見た細胞
電子顕微鏡を使うと、細胞質にはとても複雑なつくりがあることがわかります。
こうしたつくりの多くは、細胞内での物質の合成や分解、運搬などにかかわるものです。
また、細胞の呼吸にかかわるミトコンドリアが動物と植物で共通に見られたり、その一方で、細胞の種類によって独特のつくりが見られたりすることもあります。
さらに、核や葉緑体の内部に細かなつくりがあることもわかります。
こうしたつくりのひとつひとつは、細胞の活動やそれぞれの特徴と深く結びついたものです。
2 動物の細胞
植物のからだは、しきりで囲まれた細胞が集まってできていることがわかった。
また、細胞の中には染色液でよく染まる核が見られた。
図1に見られるメダカなどの動物のからだも、植物のからだと同じように、細胞が集まってできている。
?
動物のからだを顕微鏡で観察すると、どのような特徴が見られるだろうか。
植物のからだを観察したときと同じように、動物のからだを顕微鏡で観察するときも、プレパラートを準備する。
動物のからだの細胞を顕微鏡で観察するには、からだのどのような部分を使えばよいだろうか。
構想
調べ方を考えよう
動物のからだの細胞を観察する方法を考え、どのようなものが観察できるか考えてみよう。
動物のからだは、植物に比べてやわらかく、うすい試料をつくるのが難しいことが多い。
そこで、例えば、ヒトの口の内部をおおう部分から、簡単にとることができるものを、顕微鏡観察用の試料として使うとよい。
97ページを開いてください。
観察 2 動物の細胞の観察
観察の目的
顕微鏡を用いて動物のからだの一部の細胞を観察する。
観察したものの特徴をスケッチし、動物の細胞のつくりを明らかにする。
植物の細胞とも比べて共通点と相違点を見つける。
観察の方法
観察する細胞を用意する
① ほおの内側に綿棒を当て、先の部分を軽くこすりとる。
② ①をスライドガラスの表面にこすりつける。
染色していないプレパラートと染色したプレパラートをつくる
③ 染色しないもの:試料に水を2〜3滴たらして、カバーガラスをかける。
④ 染色するもの:試料に染色液を2〜3滴たらして、3〜5分待ち、カバーガラスをかける。
2つのプレパラートを観察して比べる
⑤ 顕微鏡で2つのプレパラートを観察してそれぞれをスケッチし、比べる。
結果の見方
染色していないときと染色したときで、何がちがうか。
考察のポイント
植物の細胞と比較し、細胞のつくりに共通点や相違点があるかを考える。
98ページを開いてください。
私のレポート
・ほおの内側からとった試料を顕微鏡で観察すると、ふくろのようなものが見えた。
・染色したものは、植物の細胞と同じように、中にまるいものが観察できた。
・見えたものの大きさは、植物で観察したものよりも小さかった。
また、植物の細胞とちがい、細胞壁は見られなかった。
観察から
ヒトのほおの内側からとった試料で観察できた細胞は、オオカナダモなどの植物のからだで観察できたものよりも小さく、形も異なっていた。
しかし、その内部には染色液によって染まるまるい核があり、植物の細胞との共通点が見られた。
一方、この細胞のまわりは細胞壁で囲まれておらず、内部に葉緑体も見られなかった。
液胞も見られなかった。
このちがいは、ヒトのほおの細胞に限らず、動物の細胞に共通して見られる特徴である。
細胞のつくりの共通点と相違点
細胞膜と、その内側で核をふくまない部分をまとめて細胞質という。
植物の細胞でも動物の細胞でも、細胞質のいちばん外側には細胞膜がある。
99ページを開いてください。
植物の細胞では、細胞質に緑色の葉緑体や、発達した液胞が見られることがある。
また、細胞膜の外側を細胞壁が囲んでいる。
細胞内には、植物と動物で共通するつくりと、それぞれの細胞を特徴づける異なるつくりが見られる。
!
96ページの?に対する自分の考えをまとめよう。
(使用するキーワード→核、細胞質、細胞膜、葉緑体、液胞、細胞壁)
活用
学びをいかして考えよう
植物の細胞と動物の細胞(図1、図3)の共通点と相違点を表にしてまとめよう。
電子顕微鏡で見た細胞
電子顕微鏡を使うと、細胞質にはとても複雑なつくりがあることがわかります。
こうしたつくりの多くは、細胞内での物質の合成や分解、運搬などにかかわるものです。
また、細胞の呼吸にかかわるミトコンドリアが動物と植物で共通に見られたり、その一方で、細胞の種類によって独特のつくりが見られたりすることもあります。
さらに、核や葉緑体の内部に細かなつくりがあることもわかります。
こうしたつくりのひとつひとつは、細胞の活動やそれぞれの特徴と深く結びついたものです。
