細胞のつくりと観察

細胞のつくりと観察 A
1. 次の問いに答えなさい。
(1) 図1は、動物と植物のからだをつくっている箱のようなつくりを表したものである。
① 動物や植物のからだをつくっている図1のようなつくりを何というか。
答え
細胞
【解説】
動物や植物のからだは、小さな「細胞」が集まってできています。

② 酢酸カーミンや酢酸オルセインなどの染色液でよく染まる部分はどれか。図1のa〜eから1つ選びなさい。
答え
d
【解説】
dは核です。核は染色液でよく染まるので、観察しやすくなります。

③ A・Bに共通に見られるb・dはそれぞれ何か。
答え
b:細胞膜
d:核
【解説】
細胞膜と核は、動物の細胞にも植物の細胞にも見られます。

④ Aには見られず,Bだけに見られるa・c・eはそれぞれ何か。
答え
a:細胞壁
c:液胞
e:葉緑体
【解説】
細胞壁・液胞・葉緑体は、植物の細胞に特徴的なつくりです。

⑤ 動物のからだをつくっているものはA・Bのどちらか。
答え
A
【解説】
Aには細胞壁や葉緑体が見られないので、動物の細胞です。

(2) 図2は、図1のつくりを観察するためのプレパラートをつくるようすを表したものである。
① 図2で用いた染色液は何か。
答え
酢酸カーミン液
【解説】
核を染めて見やすくするために、酢酸カーミン液や酢酸オルセイン液を使います。

② 観察するもの(試料)にカバーガラスをかぶせるときに注意することは何か。簡単に書きなさい。
答え
空気(気泡)が入らないようにする。
【解説】
気泡が入ると、観察したいものと重なって見えにくくなります。カバーガラスは端から静かに下ろします。

細胞のつくりと観察 B
次の問いに答えなさい。
(1) 生物のからだをつくる1つ1つの細胞は、活動するためのエネルギーを何というはたらきによって得ているか。
答え
呼吸
【解説】
細胞は、酸素を使って養分を分解し、活動に必要なエネルギーを取り出しています。このはたらきを「呼吸」といいます。

(2) 細胞が(1)のはたらきを行うためにとり入れているものは何か。また、このとき放出しているものは何か。それぞれ2つずつ書きなさい。
とり入れているもの
放出しているもの
答え
とり入れているもの:酸素、有機物
放出しているもの:二酸化炭素、水
【解説】
細胞の呼吸では、酸素と有機物である養分を使ってエネルギーを取り出します。その結果、二酸化炭素と水ができます。

(3) ゾウリムシやミカヅキモなどのように、からだが1個の細胞でできている生物を何というか。
答え
単細胞生物
【解説】
からだが1個の細胞だけでできていて、その1個の細胞で生命活動を行う生物を単細胞生物といいます。

(4) ヒトやツバキなどのように、からだが多くの細胞でできている生物を何というか。
答え
多細胞生物
【解説】
多くの細胞が集まり、役割を分担してからだをつくっている生物を多細胞生物といいます。

(5) からだが1個の細胞でできている生物を次のア〜エからすべて選びなさい。
ア アメーバ  イ ウニ
ウ ミジンコ  エ ゾウリムシ
答え
ア、エ
【解説】
アメーバとゾウリムシは、からだが1個の細胞でできている単細胞生物です。ウニやミジンコは多細胞生物です。

(6) 図は、ヒトのからだの成り立ちを表したものである。
① 形やはたらきが同じ細胞が集まったXを何というか。
答え
組織
【解説】
形やはたらきが同じ細胞が集まったものを組織といいます。例として、上皮組織や筋組織があります。

② ①が集まって1つのまとまった形をつくり、からだの中で特定のはたらきをするYを何というか。
答え
器官
【解説】
いくつかの組織が集まり、特定のはたらきをするまとまりを器官といいます。小腸や心臓などが器官です。

③ 脳や心臓は、X、Yのどちらにあたるか。
答え
Y
【解説】
脳や心臓は、いくつかの組織が集まって特定のはたらきをする器官なので、Yにあたります。

細胞のつくりと観察 C
1. 図のA〜Cには、それぞれ異なる生物のある部分の細胞を、Aは染色せずに、B、Cは染色してそれぞれ顕微鏡で観察し、スケッチしたものである。次の問いに答えなさい。
(1) この細胞の観察に使った材料はそれぞれ何か。正しく組み合わせたものを以下の選択肢から選びなさい。
ア A…ヒトのほおの内側の粘膜、B…オオカナダモの葉、C…タマネギの表皮
イ A…オオカナダモの葉、B…ヒトのほおの内側の粘膜、C…タマネギの表皮
ウ A…オオカナダモの葉、B…タマネギの表皮、C…ヒトのほおの内側の粘膜
エ A…タマネギの表皮、B…ヒトのほおの内側の粘膜、C…オオカナダモの葉
答え

【解説】
Aは小さな粒のような葉緑体がたくさん見えるので、オオカナダモの葉です。Bは丸みのある形で、ヒトのほおの内側の粘膜の細胞です。Cは細長い形の細胞がならんでいるので、タマネギの表皮です。

(2) B、Cを染色した液はどれか。次のア〜エから選びなさい。
ア フェノールフタレイン溶液 イ 酢酸カーミン液
ウ ヨウ素液 エ BTB溶液
答え

【解説】
酢酸カーミン液は、核を赤く染めて見やすくする染色液です。B、CのXの部分は核なので、酢酸カーミン液でよく染まります。

(3) 染色液でよく染色されたB、CのXは何か。
答え

【解説】
核は細胞の中にある丸い部分で、酢酸カーミン液などでよく染まります。細胞のはたらきを調節する大切な部分です。

(4) 動物の細胞と植物の細胞について、正しく述べたものはどれか。次のア〜エから1つ選びなさい。
ア 細胞壁は両方の細胞にあるが、細胞膜は動物の細胞にだけある。
イ 細胞壁は両方の細胞にあるが、細胞膜は植物の細胞にだけある。
ウ 細胞膜は両方の細胞にあるが、細胞壁は動物の細胞にだけある。
エ 細胞膜は両方の細胞にあるが、細胞壁は植物の細胞にだけある。
答え

【解説】
細胞膜は動物の細胞にも植物の細胞にもあります。細胞壁は植物の細胞にあるつくりで、細胞の形をしっかり保つはたらきがあります。

(5) 顕微鏡で細胞Cを観察中、しぼりは変えずに対物レンズを低倍率から高倍率に変えると、顕微鏡の視野に見える細胞の数と視野の明るさはどのように変化するか。次のア〜エから1つ選びなさい。
ア 見える細胞の数は増え、視野は明るくなる。
イ 見える細胞の数は増え、視野は暗くなる。
ウ 見える細胞の数は減り、視野は明るくなる。
エ 見える細胞の数は減り、視野は暗くなる。
答え

【解説】
高倍率にすると、狭い範囲を大きく見ることになります。そのため、見える細胞の数は減ります。また、視野に入る光の量も少なくなるので、暗く見えます。